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2003年3月分の「やさしい3手詰」解答


第148問

4三桂・同飛・2一金まで3手詰。

初手2一金は、同飛で失敗、3二桂成は同玉で脱出が止まらない。
初手4三桂が正解で、同香なら4一から金を打てば詰み、同金なら3二金と頭金の詰み、そして同飛は、図のように、今度は2一から金が打てる。

第149問

1四銀・同玉・1二飛成まで3手詰。

初手、1二銀や2二馬は、1四玉で捕まらない。3四銀を逃げれば、1二飛成までだが、同銀・2二飛成・1四玉・1三龍に2五玉と脱出される。
逃げられそうなところに打つ1四銀が妙手で、同銀なら2二馬まで、同玉には1二飛成までとなる。

第150問

2四歩・3四玉・3五金まで3手詰。

3手詰の問題と言えば、初手に駒を捨てるものがほとんどだが、これは歩を突き出すだけ。飛車を取られても、金打ちで詰みと言う形が見えれば簡単だったろうが、歩の突き出しは意外な盲点になるもの。2四飛は3二玉で、3三金も相手の守備力が強く足りない。

第151問

1三角・同桂・2一金まで3手詰。

1二金や2三金は3一玉で捕まらない。4四角とこちらから王手をするのは、3三歩と合駒され2三金ではやはり3一玉、3三同角成でも相手の方が数が多い。
1三角がよくある手筋。同玉なら2三金まで、同桂なら2一金の尻金で詰みだ。

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