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2003年6月分の「やさしい3手詰」解答


第161問

2四金・同玉・2二龍まで3手詰。

4一馬、2二金、3三金はいずれも2四玉で捕まらない。1二龍は、同龍、4三龍は3三香合いでやはり後続がない。
逃げられそうなところへ打つ2四金が妙手。同金なら3三龍まで、同龍なら1二龍まで、同玉なら図のように2二龍の両王手で詰みとなる。

第162問

3一角・同玉・2一飛まで3手詰。

初手3三角は、3一玉で、4四角は1三玉で詰まない。また、2一飛は同角で、2四飛は、2三歩・同飛成・同玉で詰まない。
3一角とこちらから打つのが正解で、2三玉なら2四飛まで、3一玉なら2一飛と打てば、香が利いているため、角で取ることができない。

第163問

1二金・同香・1一銀まで3手詰。

2三歩成は、同玉で論外。2一金は、同龍・4二飛成に3二合駒でやはり届かない。1三銀とこちらから攻めたいが、今は香が利いている。そこで、角と香の利きに金を捨てるのが手筋となる。
同玉や同角なら1三銀で詰み。同香なら1一へ銀を打てば、詰みだ。

第164問

1四金・同飛・2三金まで3手詰。

これも1四金と焦点に打つ。同玉なら1五金、同銀なら3四金だ。初手、2三金は、同飛・1五金に1三玉で、また1五金は、同飛・2三金・1四玉で僅かに足りない。
2五歩と駒を取る手は、その下に、止める駒がない限り、3手詰でなくても、取ってはいけない。

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