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2003年11月分の「やさしい3手詰」解答


第183問

4四馬・同歩・3四桂まで3手詰。

3四に桂を打ちたいが、馬がじゃまをしている。そこで、馬を捨てるのだが、1二馬と捨てるのは、同香なら3四桂だが、玉で取られ、1三香には同飛だ。
4四馬と捨てるのが正解。この王手に、3三銀と動くのは、同馬までだし、3三へ何を合駒しても3四桂までで詰みとなる。

第184問

2四金・同玉・1三馬まで3手詰。

3二馬と王手したり、2二金、1三金などと王手する手は、2四から3五へ脱出する手が止まらない。1四金・同銀・3二馬は手筋だが、やはり2四玉・1四馬・3五玉で捕まらない。その脱出口へ金を捨てるのが、好手。同角なら3二馬まで、同玉なら1三馬と引いて詰みになる。

第185問

2三金・同玉・3四龍まで3手詰。

初手4一龍は、2三玉・3四金に1四玉で失敗。また、単に3四龍は、3三歩と合駒されて後続がない。
逃げ道に先に2三金と捨てるのが正解。同桂なら、それから4一龍と入れば詰むし、同玉には、図のように、3四龍で詰みだ。

第186問

2三龍・同玉・1三飛まで3手詰。

初手1三飛は、2五玉で、2四飛は1五玉で捕まらない。ここでは、2三龍が詰将棋独特の手筋で妙手。1五玉なら1四飛までで詰むし、同玉なら1三飛で詰みとなる。

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