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2004年6月分の「やさしい3手詰」解答


第213問

3三飛・同飛・4二金まで3手詰。

2二金は4一玉、3二金は同飛、4二金は同角でいずれも詰まない。
そこで飛角の利きをさえぎるため、焦点に捨てる3三飛が手筋。同角や同桂なら3二金まで、4一玉と逃げても図のように飛車で取っても、今度は4二金で詰む。

第214問

3三飛成・同金・2二金まで3手詰。

5一飛成は3二玉・4二龍・2三玉と上部へ脱出されてしまう。また、2二銀成は同玉・3三金に1三玉で足りない。
3三飛成とこちらに成るのが好手。3二へ合駒しても2二銀成までの詰み。同金には2二へ金を打てば詰みになる。

第215問

3一龍・3三玉・2二角まで3手詰。

3一角や3三(4四)角は1二玉と逃げられて詰まない(3二の銀が動くと2三へ脱出できる)。また、4三銀成は4二歩と龍を取られてしまう。3手詰では珍しく駒を捨てない3一龍が気づきにくい手。3三玉に2二角まで脱出を防ぐ。

第216問

2一角・同金・4二金まで3手詰。

5四角とこちらから打つのは、4三歩と合駒され1二龍でも2二合駒だ。4二金・同金・2一角も3一玉で僅かに届かない(以下4二と・同玉・2二龍・3二桂)。2一角が好手。同玉なら1二龍まで、同金なら4二金と打てば詰みだ。

第217問

3二飛・同玉・4二飛成まで3手詰。

4二飛打など4二から打つと1三玉と上がられるし、6筋より遠いと5二へ合駒され詰まない。3二飛がここしかない打ち場所。1三玉なら3一角成までの詰み。3二同玉には、4二飛成で詰みとなる。

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