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2004年9月分の「やさしい3手詰」解答


第227問

3一角成・同飛・2二金まで3手詰。

2二金・同飛・同歩成と精算するのは論外。また4二角成や馬は2三玉から1四玉が止まらない。4一馬は一種の筋だが、この場合は同飛と取られ、2二金に4三玉だ。3一角成が上部へ逃がさない手筋。2三玉なら1三金で捕まっている。同玉は4二金、同飛なら2二金で詰み。

第228問

2三飛・同角・2四銀まで3手詰。

1一飛と王手するのは、1二へ合駒され、この地点には角が利いており詰まない。2四銀は同香で残り飛車一枚、飛車を離して打つのは、合駒されて後続がない。
初手2三飛が焦点への打ち込み。同香なら2二銀まで、同玉や同角なら2四銀までとなる。

第229問

2二龍・同香・4二馬まで3手詰。

1四は銀、2三は香、3三は角が利いている。となるとこの利きをさえぎるには、2二龍と焦点に捨てるのが手筋。同銀なら1四馬まで、同角なら2三馬まで、同香には4二馬と引けば、3三への合駒は無駄合いとなりこのままで詰んでいることになる。

第230問

2三金・同玉・1二龍まで3手詰。

4一角成は、4三玉、4一龍は2三玉で足りない。4三金は有力だが、2三玉で1二龍には角筋が止まってしまったため3四玉と脱出される。そこで2三金と捨てるのが好手。4二玉なら4一龍、同玉には1二龍で3四へは角が利いており脱出できない。

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