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2004年10月分の「やさしい3手詰」解答


第231問

1三飛・同桂・3三金まで3手詰。

1四金は3二玉で届かない。4三や5三から飛車を打つのは有力だが、3三歩と合駒され、僅かに詰まない。
1三飛と桂の利きに捨てるのが、詰将棋用の手筋。3二玉なら4三飛成まで、3四玉には3五金、同玉には1四金、同桂ならそこで3三金となる。

第232問

3三角成・同玉・4五桂まで3手詰。

初手1五桂と打つのは、2四玉で、1五から3五のどちらかに脱出される。また、両王手以外の開き王手は、龍を取られてしまう。
3三角成が絶対の一手。1四玉なら2三龍まで。同玉と取らせて4五桂を打てばピッタリ詰み。

第233問

1二馬・同金・2一金まで3手詰。

2三歩成は同桂、金を使ってしまうと3一玉で捕まらない。1三桂成は有力だが、同玉で僅かに足りない。
1二馬が詰将棋の手筋。同玉なら1三金まで、3一玉には4一金まで、同金には下から2一金と打てば詰みとなる。

第234問

1四角・同玉・1三飛まで3手詰。

初手2二飛は1四玉、1三飛は3二玉から逃がしてしまう。その逃げ道のラインに1四角と捨てるのが妙手。同金ならそこで2二飛と打てば詰み、同玉には1三飛で詰みとなる。

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