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2005年3月分の「やさしい3手詰」解答


第252問

3三飛成・同馬・3二角成まで3手詰。

2五角は2三玉・1二飛成・3三玉で、また1二飛成は同玉・3二角成・1三歩であと一歩及ばない。
3三飛成とこちらに捨てるのが妙手。何で取っても3二へ角が成れば詰み。1二玉と逃げても2三角成までの詰みとなる。

第253問

2四金・同玉・1三馬まで3手詰。

初手1三歩成は2四玉で上部へ脱出され、1三馬は3二玉と今度は下辺へ逃げ出されてしまう。
そこで、2四金と脱出されそうな場所へ捨てるのが好手。同金や同桂は、逃げる場所がなくなった為1三歩成で詰み。同玉とさせてから1三馬と引けば今度は逃げられない。

第254問

2三銀成・同玉・2四金まで3手詰。

2四金や3二金は同飛で、2三金は何で取られても僅かに足りない。
そこで、焦点に成捨てる2三銀成が妙手。同銀なら4三の地点の利きが消える為4三金まで、同飛なら3二金まで、同角や同玉は2四金までで詰みとなる。

第255問

3一角・同龍・2三金まで3手詰。

2四金や2四角は2二玉と下がられ以下王手は続くが足りない。
3一角が詰将棋用の手筋。2二への合駒なら2四金と打てば詰み。3一同龍と取れば、今度は2三への利きがなくなるのでこの地点へ金を打てば詰みとなる。

第256問

2三角成・同金・4二飛成まで3手詰。

初手1三飛成は2三へ合駒されて、以下3四銀も4四玉と上部脱出されてしまう。
3五の銀は動かさずに、2三角成と捨てるのが妙手。4三玉と逃げても、3二馬まで、同玉なら1三飛成と成れば詰む。同金なら図のように4二飛成とこちらに成れるという訳だ。

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