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2005年11月分の「やさしい3手詰」解答


第287問

2三馬・同玉・2二金まで3手詰。

2二馬は4一玉で、以下4二金から精算しても左側には止める駒がない。
ここは2三馬と4一へ逃がさないように捨てるのが好手。3一玉なら3二金の頭金、2三同飛なら4二金とこちらから打って詰み、同玉には図のように2二金と下から打って詰む。

第288問

3四角成・同金・1四金まで3手詰。

3五銀左は3三玉、右は1五玉と逃げられる。また、金を3四、3五などに打ってしまうのも足りなくなる。
ここは、3四角成と成り捨てるのが妙手。同玉なら3五金まで、1三玉には1二金まで、同金には1四金とこちらから打って詰み。

第289問

3三金・同玉・4三飛成まで3手詰。

3四へ逃がしては足りなくなるが、単に4三飛成は、3三歩と合駒され、3四金も1三玉で僅かに届かない。
初手3三金が実戦でもたまに出る手筋。1三玉は2二飛成まで、同金なら1二角成までの詰み。同玉と誘い出してから4三に飛車が成れば詰んでいる。

第290問

2三飛・同玉・3二馬まで3手詰。

単に3二馬は4四玉と逃げられ、3二銀成や3二飛は2三玉から1四玉と逃げられる。また、5三飛は4三へ桂が利いている為合駒され届かない。
初手2三飛と捨てるのが妙手。4二玉は3二馬まで。同金や同飛は3二銀成まで。同玉は3二馬と入れば詰み。

第291問

2二角成・同銀・4二金まで3手詰。

3三金打の力わざは、同桂でも4一玉と逃げられても足りない。また、2三金打も4一玉と逃げられる。
ここは、2二角成と軽く捨てるのが好手。同玉なら2三金打の頭金まで、4一玉と逃げても5二金まで、同銀には4二への利きが消えるのでここへ金を打てば詰みになる。

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