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2006年4月分の「やさしい3手詰」解答


第309問

2一龍・3三玉・3二龍まで3手詰。

初手3一龍や4二龍は2三玉の後3四へ抜ける手が受からないし、、3二歩成も2三玉から上部脱出される。
そこで2三へ行かせない2一龍と捨てる手が好手。同玉は3二歩成まで、1三玉は1二龍まで、3三玉と上部へ逃げようとしても3二龍で捕まっている。

第310問

3一龍・同馬・2三金まで3手詰。

2三金と打ちたいが、同馬・同歩成・同玉で駒が足りない。
初手3一龍と馬の利きに回るのが妙手。一瞬2四玉と脱出されそうだが、3四龍と引けば龍と馬の威力が強く捕まっている。3一同馬と取ったり3二への合駒は馬の利きがなくなるので2三金で詰みとなる。

第311問

2三角成・同玉・1三金まで3手詰。

1三桂成も筋だが2三金と一緒で3一から左へ脱出されてしまう。また、2一金と下から打つのは1二玉でも同飛でも足りない。
初手2三角成が金を使わないで逃がさない手筋。取っても、どこへ逃げても金打ちまでとなる。

第312問

3三馬・同玉・3四金まで3手詰。

3四馬、3四銀不成、2二飛成などいろいろ王手があって迷うが、いずれも1四玉と上がられ、角と銀が良く利いていて詰まない。
3三馬が小気味よい一手。1四玉には1五金を用意し、飛車を取られても2二金まで、同玉は3四金までで詰みとなる。

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