ホームへ戻る/今週のやさしい3手詰表紙へ

2006年5月分の「やさしい3手詰」解答


第313問

1三飛成・同玉・2三金まで3手詰。

2一飛成は3三玉・2三龍に4四玉と脱出される。また、2三金は実戦的だが、1一玉と飛車を取られ、4二金がなければ2一角成以下詰みだが、この場合は詰まない。
正解は1三飛成と成り返る手。3三へ逃がさず3一玉は1一龍まで、同玉に2三金までだ。

第314問

3二飛成・同馬・3四桂まで3手詰。

4二飛成と王手したいが、3二金と受けられると王手は続くが詰まない。また、3一飛成は1三玉で、2三飛成と馬を取るのも同玉で上部脱出が止まらない。
3二飛成とここに捨てるのが妙手。1三玉には2三龍まで、同玉には4二飛成と成れば詰み。同馬に3四桂と打てば詰みとなる。

第315問

2三龍・同角・2一銀まで3手詰。

1三銀打は同銀・3二龍・同銀で、また2三銀打は同角と取られどちらで取り返してもまた同銀と取られ詰まない。
銀を手持ちにしたまま2三龍と入るのが好手。同銀なら1三の地点の利きが消える為1三銀打で詰み。同角だと今度は2一の地点の利きが消える為2一銀で詰みとなる。

第316問

1二飛成・同玉・2二角成まで3手詰。

初手2二飛成と成るのは1四玉と上がられ、2四の地点に金二枚が利いている為詰まない。
1二飛成とこちらに成り捨てるのが手筋。1四玉には2四角成(3五以降でも同じ)と開き王手の詰みを見ている。同玉と下段に落として角が成れば詰みだ。

第317問

3二飛成・同銀・4二銀まで3手詰。

4二銀・同銀・3二飛成も実戦には出てくる追い方だが、5一から6一へ逃げられここでは詰まない。また、3一飛成としても銀二枚では届かない。
3二飛成がどこへも逃がさない手筋。銀の利きをこのように外すことは多い。

問題へ戻る

ホームへ戻る/今週のやさしい3手詰表紙へ