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2007年2月分の「やさしい3手詰」解答


第353問

2四角・同銀・3二龍まで3手詰。

単に3二龍と引くのは、2四玉から上部へ、3二とと寄るのは、4三玉から5筋へ脱出されてしまう。
そこで、この筋をあらかじめふさいでおく2四角が手筋。角なのでと金を取ることも出来ず、取る一手だが、銀で取っても金で取っても3二龍と引けば詰みだ。

第354問

1三角・同馬・2一金まで3手詰。

4二金、あるいは4一金と打ち、2二玉に3一角は3三玉と抜けられてしまう。
また初めに2一金と打つのは同馬で足りない。
そこで、初手1三角が詰将棋の手筋。2二への合駒は4一又は4二金まで、同馬と取らせて2一金と打てば詰みとなる。

第355問

1三銀・同馬・3四飛成まで3手詰。

2五銀は1五玉で以下どこへ銀が動いて開き王手しても六段目から上部へ脱出されてしまう。
ここでは3四へ飛車を成りたいが、そこは馬が利いている、という訳で1三銀とこちらから打って馬を動かすのが正解。同馬と取るよりなく、そこで3四飛成と成れば詰みだ。

第356問

2三飛成・同玉・3二飛成まで3手詰。

3二へ飛車が成るのは、どちらで成っても2二銀と引き、4四の馬が利いてくることになる。また、2一飛成と捨てるのは同玉で3二飛成でも2三飛成でも足りない。
正解は2三飛成とこちらを捨てる手。同玉の一手に3二飛成と成り返れば詰みとなる。

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