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2007年5月分の「やさしい3手詰」解答


第365問

3二角成・同玉・4二金まで3手詰。

2二金、4二金はいずれも同飛で、また4一金は角が利いている為、同角と取られて詰まない。
そこで、この駒の焦点に捨てるのが詰将棋の手筋。3二角成に同飛は4一金までとなり、同角と同玉は飛車の利きが止まるので4二金までとなる。

第366問

3三龍・同玉・4二角まで3手詰。

初手1三角は同桂・同龍に3三玉でさらに2二龍と追いかけても2四玉で、また1五角は1四玉・3三角成に1六銀と香を取られて僅かに足りない。
そこで初手3三龍とここに龍を捨てるのが妙手。同桂なら1三角まで、同銀なら3五角まで、同玉ならそこで4二角と打てば詰みになる。

第367問

3四金・同玉・4四飛まで3手詰。

初手2五飛は1三玉で、また3三馬も1三玉・1一飛に1二へ桂や香を合駒されて詰まない。
初手3四金と単に捨てるのが好手。1五玉と逃げても2五飛まで、1三玉と逃げても1二飛までとなり、同玉には4四飛で詰みとなる。

第368問

1三銀成・同玉・2三金まで3手詰。

初手2五金と上から打つのは、2三玉の後、3一銀不成でも3三玉・2二龍・4三玉・4二龍・5四玉と逃げられる。また、初手1三銀不成と両王手するのは取ってくれず3三玉で詰まない。
正解は1三銀成と銀を成る手。3三玉に2三龍の用意をしておくのが大切だ。

第369問

3三角成・同金・2二金まで3手詰。

2四角成や2四金は1二玉で以下精算するなど王手は続くが足りない。また、2四銀は3四玉で3五には桂が利いている。
正解は3三角成とここに成捨てる手。1二玉には1一金があり、同玉には2四金がある。図のように同金と取れば、2二金の尻金で詰みとなる。

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