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2007年7月分の「やさしい3手詰」解答


第374問

4一馬・同龍・2三桂まで3手詰。

2三馬さえいなければ2三桂の一手詰み。という訳で、この馬を捨てるのが、手筋で詰将棋となる。
但し、1三馬とこちらへ捨てると、同香とは取ってくれず、2二歩あるいは2二銀と移動合いされて詰まなくなってしまう。4一馬と捨てるのが正解で、これなら同龍の一手に、2三桂が打てる。

第375問

2一と・同銀・4一金まで3手詰。

4一金は同銀で、2二金や2一金は、4二玉から脱出されて捕まらない。
そこで、2一とと軽く捨てる手が手筋。4二玉と逃げても5二金までの詰み。同玉はもちろん2二金の頭金で詰み。同銀と銀で取っても今度は4一金とこちらから打てば詰みになる。

第376問

1三角成・同玉・1四香まで3手詰。

初手に1四香と打ってしまうと、2一玉と引かれ、3三角成には3一から4一へ、1三角成には3二から4筋へ脱出されてしまう。また1一角成は同玉・1四香に1二歩と合駒されて詰まない。
正解は1三角成で、これなら逃げる場所はなく、同玉の一手に1四香で詰みだ。

第377問

3二飛成・同角・3四桂まで3手詰。

桂を打ちたいが、1四香を捨てても同香で1四には依然香が利いている。そこで3四飛を捨てるのだが、3一飛成は同飛で飛車が利いてきてしまい失敗。3三飛成は同桂で今度は空間が空いてしまう為、3四桂には2一玉でやはり失敗。3二が正解で同角の一手に3四桂で詰みとなる。

第378問

2二銀・同玉・4二龍まで3手詰。

初手3二銀打や4二銀は、2二玉でこの駒がじゃまに。さらに2一銀成とか3二銀成とか捨てても詰まない。また、初手3二銀成の開き王手は同玉で4三からの脱出が止まらない。
そこで2二から銀を打つのが好手。同玉の一手に4二龍で詰んでいる。

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