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2007年12月分の「やさしい3手詰」解答


第396問

2二飛・同銀・3四角成まで3手詰。

初手3二角成は2四玉、3二銀不成は1二玉で後続がない。そこで飛車を打つことになるが、2五飛と上から打つのは実戦的だが、1四金という移動合いがあって詰まない。
正解は2二飛とこちらから捨てる手。同玉なら3二角成で、同銀には3四角成で詰みとなる。

第397問

1二金・1四玉・2五龍まで3手詰。

初手1二龍は2四玉・2三龍・3五玉・2五龍に4四玉だ。また2三金は1四玉・1二龍に1三歩合が利く。
正解は単に1二金と寄って王手する手。1四玉に2五龍まで。本来は詰将棋とは言えないような手順だが、(たぶん初めて)駒を捨てないものを載せてみた。

第398問

1二角・同玉・3二龍まで3手詰。

3二角と打つのは1二玉で以下2二角成など王手は続くが届かない。1三角成の開き王手は4一飛と元を取られ、取られないように4二角成と成ると1二玉から脱出される。
正解は1二から角を打つ手。これなら取る一手で3二龍と引けば合駒利かずの詰みになる。

第399問

2一金・1二玉・3二龍まで3手詰。

初手は一番平凡な2一金。397問と同じく駒を捨てない詰将棋だ。あまりに詰将棋慣れし過ぎると捨てる手から考えてしまうこともありそうだが、3手目の感触が良かった為、このような問題も出題してみた。
もちろん金を捨てたり、2三角成と切り込むのは詰まない。

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