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2008年4月分の「やさしい3手詰」解答


第413問

2四龍・同玉・3五角まで3手詰。

初手3五角は2四歩と合駒され、以下同角・同金に3三龍と王手は続くが5六馬の利きもあって詰まない。同じように3一角も2二歩と合駒され足りない。
正解は単に2四龍と捨てる手。取る一手だが、同金と取るのは3一角と離して打てば合駒利かずの詰み。同玉には3五角で詰みとなる。

第414問

1三飛成・同金・3三金まで3手詰。

初手1四飛成や2二飛成などはすべて3四から上部、あるいは4三〜5二と脱出される。また、3三金で精算するのも4四へ逃げられる。
正解は1三飛成とここに成り捨てる手。これなら3四玉には3五金の一発で詰むし、同玉なら1四金、同金には図のように3三金で詰みだ。

第415問

3一角・同玉・2一金まで3手詰。

初手2三金と押さえれば上には脱出できないが、3一玉で角しかなく詰まない。また2一金と追い出すのは3三(1三)玉でこれも角しかない。
正解は3一角とまず角打ちから入る手。同銀ならこの地点が埋まる為2三金で詰み。3三玉には3四金、3一同玉なら2一金で詰みとなる。

第416問

2二飛成・同玉・2三金まで3手詰。

2三の飛車がじゃま駒となっているのでこれを捨てるのが手筋となる。しかし、1三飛成と捨てるのは同桂と桂で取られ、2三金に2一玉と落ちられてしまい、2一飛成と桂を取るのは同玉で玉が離れてしまう。そこで2二飛成と捨てるのが正解となる。同角とどちらの角で取っても2三金までの詰み。

第417問

5二飛・4三玉・4二金まで3手詰。

初手4二飛と打つのは、3一玉で、2二金も4一金も、また4一飛成と捨てるのもすべて馬が利いており詰まない。また6二以降から離して打つのも4三玉で捕まらない。
と言うわけで5二飛とここから打つのが正解。3一玉に4二飛成を用意し、4三玉には4二金の尻金で詰みとなる。

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