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2008年5月分の「やさしい3手詰」解答


第418問

2二馬・同香・4四桂まで3手詰。

2四桂は同香、3三へは桂が利いていて馬も飛車も入れない。4四の地点に桂を打てれば詰み、ということだが、5四馬では4三に合駒をされてしまい飛車の利きが止まってしまう。
と言うわけで2二馬と捨てるのが正解。同香と取らせれば、飛車の利きが通ったまま桂を打つことができる。

第419問

2一銀・同玉・3二龍まで3手詰。

実戦だと手拍子に3二龍と入ってしまいそうだが、2二へは持ち駒を合駒せず、2二銀と移動合いされて2一銀には1三玉で詰まない。
そこで初手龍を入らずに単に2一銀と打つのが正解。同玉や2二玉には3二龍で詰み、2三玉と上へ脱出しようとする手にも3二歩成と開き王手で詰み。

第420問

2三角成・同玉・3三金まで3手詰。

平凡な3三金は、3一玉と落ちられもう一枚がない。3三桂成・同玉・4三角成は捕まりそうだが、2四の金が良く利いておりやはり足りない。
正解は2三角成とここへ捨てる手。これに対し同金は3二金まで、2一玉や3一玉と逃げるのは3二金までの詰み。同玉と取っても3三金で詰みとなる。

第421問

3四角成・同龍・1三金まで3手詰。

初手1三金も2二金も同龍と取られ、以下精算すれば王手は続くが駒が足りず詰まない。
そこで3四角成とこちらから王手するのが好手。同龍と取らせれば利きが消える為、1三金又は2二金で詰みとなる。また、角を取らず2三へ合駒するのも2二金までの詰みだ。

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