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2008年7月分の「やさしい3手詰」解答


第426問

1四銀・同玉・2四金まで3手詰。

初手2四金と打つと、3二へ下がられ、銀一枚では詰まなくなってしまう。
そこで金を使わず銀で王手したい。しかし2四銀では1四でも3四でも上がられて詰まない。と言うわけで1四銀が手筋。1二玉、3二玉とも尻金まで、3四玉には4四金で、1四同玉には2四金で詰みとなる。

第427問

4二角・同馬・2一龍まで3手詰。

離して角を打つのは5三に合駒される。また、2一龍や2二角は4二玉、2一桂成は4一玉と逃げられ捕まえられない。
その逃げ道へ4二角と捨てるのが実戦にも出てくるような手筋。取るしかないが、同馬と逃げ道を封鎖することで、2一龍と入れば詰む形になる。

第428問

3三銀・同銀・3一金まで3手詰。

4三金、4二金は2一玉で以下王手は続くが詰まない。
3三銀がこの場合の手筋で好手。2一玉と逃げるのは2二香成まで、4一玉と逃げるのは4二金の頭金までの詰み。3三の銀を同玉と取るのは、4三金で詰み、同銀と銀で取っても3一金の尻金で詰みとなる。

第429問

1一角・同金・2三金まで3手詰。

この局面、飛車を取られない為には2三金か3二金か1一角しかないが、金打ちはいずれも取られて後が続かない。という訳で1一角が正解。同玉には2一金(3一飛成)までの詰み。1一角のような手がいわゆる”筋”であり、詰将棋を多く解くと”ひと目”で分かるようになる。

第430問

3一馬・同玉・3二銀打まで3手詰。

初手2二銀打、3二銀打はいずれも1二玉で王手は続くものの捕まらない。
また駒が入り組んでいる実戦だと4三馬と王手してしまいそうだが、それも1二玉で失敗。
正解は3一馬と入る手。1二玉には1三銀(2一銀)を用意し、同玉には3二銀打で詰みとなる。

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