ホームへ戻る/今週のやさしい3手詰表紙へ

2009年5月分の「やさしい3手詰」解答


第470問

3三角成・同玉・3二金まで3手詰。

1三金は2一玉、3三金や3二金は1二玉と逃げられて後一枚が足りない。また、4四角と王手するのは1三玉から脱出されてしまう。
そこで初手3三角成といきなり角を捨てるのが妙手。1二や2一へ逃げても2二金で詰みなので同玉と取るが、3二金と尻から打てば詰みになる。

第471問

4二飛成・同金・2二角まで3手詰。

3二飛成や3二馬、4二角など下から追う手はたくさんあるが、いずれも4四玉からの上部脱出を防げない。つまり上部脱出阻止を考えればその手だてはそれほどない。しかも、2二の飛車がいなければ2二角までと言うことに気づけば初手の発見は難しくないだろう。という訳で4二飛成から2二角までだ。

第472問

3二飛上成・同角・3四角まで3手詰。

1四や4一など初手に角を打つのは1二玉とここの飛車を取られてしまう。
この飛車が浮いているのでこれを取られないように攻めることに気づけば初手も発見できるだろう。という訳で初手は3二飛上成と3四の飛車を成り捨てる手。同角の一手だが、3四角とここから打てば詰みになる。

第473問

3三龍・同玉・4四角まで3手詰。

1三へ逃がさない為3一角と言う手はひと目で筋でもある。しかし1二玉と寄られるとこれ以上迫る手がない。また3二とと王手するのでは1三玉で脱出が止まらない。
そこで初手は3三龍と入る。ここに捨てるのが正解で、1二玉と逃げても2三龍で詰む。同玉には4四から角を打てば詰み。

問題へ戻る

ホームへ戻る/今週のやさしい3手詰表紙へ