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2009年6月分の「やさしい3手詰」解答


第474問

2四金・同龍・5二角成まで3手詰。

2三馬は龍が、3三金は桂が利いていて取られてしまう。また、4三馬や5二角成では2四玉と寄られて詰まない。
その逃げられそうな所へ2四金と捨てるのが妙手。同玉と取るのは2三馬で詰み。同歩は2三馬でも5二角成でも詰み。同龍は図のように5二角成で詰みとなる。

第475問

2一飛成・同玉・3三桂不成まで3手詰。

初手1一飛成と欲張ったり、1二香成などは2三玉と上部へ出られて捕まらない。
その上部へ出さないための2一飛成と捨てるのが好手。同玉と取る一手に3三桂不成と入れば両王手の詰み。最後も桂を成ると合駒をされて詰まない。

第476問

4一角成・同角・2二飛成まで3手詰。

3三銀と3五の香はなくても同じように詰む。その3三銀を同香不成と取ってしまうのは4二玉と飛車を取られて詰まない。
飛車を取られないで攻める4一角成が手筋。2一玉には3二飛成で詰みなので同角と取るが、2二飛成と成ればこの局面で詰みとなる。

第477問

3一角・3三玉・2三金まで3手詰。

2三金と打つのは3一玉で、2一金は3三玉と上がられどちらも角一枚では詰まない。
初手3一角とここから角を捨てるのが妙手。同玉には2一金で詰み。同龍や同銀と角を取るのはこの地点が埋まった為2三金で詰み。3三玉と逃げても2三金まで詰みになる。

第478問

3三馬・同玉・3四金まで3手詰。

初手3四金は1二玉で、また3二馬と金を取るのは同玉・4二金に2三玉で捕まらない(この後3四金は1二玉、2二金は3三玉・3二金右・4四玉)。
3三馬とこちらに捨てるのが妙手。1二玉と逃げるのは1一金で、同金は2二の利きがなくなる為ここに金で、同玉は図のように頭金で詰みとなる。

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