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2009年8月分の「やさしい3手詰」解答


第483問

2二桂成・同玉・3二飛成まで3手詰。

今回も飛車がいなければ2二角成までの一手詰。しかし飛車を捨てようとするとどこへ捨てても取られた駒が2二へ利いてきて詰まない。たとえば2三なら金、3一や3二は馬が利く。
そこで今回は2二桂成と桂を捨てるのが正解。同玉に3二飛成と成って両王手の筋で詰ます。

第484問

1二飛成・同玉・2三銀まで3手詰。

3一飛成や3五飛成など角だけの王手では合駒されてしまう。そこで両王手で迫りたいが2二飛成では同玉・2三銀に3三又は3一玉で詰まない。
正解は1二まで飛車を動かす手。3三玉や3四玉など逃げる手は2三角成までの詰み。同玉と取れば2三銀で詰みとなる。

第485問

2四角・同玉・2三金まで3手詰。

5一から角を打ちたくなるが、4二歩と合駒され、4三金・2四玉・4二角成にさらに3三へ安い駒を合駒され詰まない。
正解は逆の2四から角を打つ手。これに同飛はここが詰まった為4三金で詰み。2四角を同玉には2三金と打てば詰みになる。

第486問

1四銀・同玉・2四金まで3手詰。

2四に銀を打っても金を打っても2二玉から3一玉と逃げる手が止められない。一見どうやってもこの逃走を止められないように見えるが、初手1四銀が妙手。これは2二玉に1三馬を用意している。そこで1四銀は取ることになるが、同香は1三金まで、同玉は2四金までの詰みとなる。

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