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2009年12月分の「やさしい3手詰」解答


第500問

2四馬・同桂・3二角まで3手詰。

前に利く駒があれば2四に打って詰み。しかし持ち駒は角だけなので、斜めから王手しなければならない。
そこで1四、3四、1二など考えられるがいずれも取られて詰まない。
正解は、その角の打ち場所を作る2四馬。桂で取らせることで元あった3二に空間が出来るのでそこへ打つ。

第501問

4三角成・同玉・4二金まで3手詰。

4二金では2一玉・4三角成に1一玉でしのがれる。また2三金とこちらから打つのは3一玉・2二金と角を取っても詰まない。
初手4三角成とここへ角を捨てるのが手筋。2三玉には1四金とここに金を打つ手がある。同玉には4二金と尻金で詰みとなる。

第502問

1四飛・同玉・1三馬まで3手詰。

馬での王手は逃げられてしまうので、初手は飛車を打つ一手。しかし2三飛では3四玉から4五玉で捕まらない。4四から左へ飛車を打つのは3四へ合駒され、1三馬には3三玉でしのがれる。
と言うわけで正解は1四飛とここからの飛車打ち。同玉の一手に1三馬まで。

第503問

1三馬・同玉・2三金まで3手詰。

2三馬と出るのでは、どちらで出ても3一玉で次の手がない。また、3三金と打つのも3一玉・4二金・同銀で足りない。
1三馬とこちらに馬を捨てるのが手筋。3二玉には2三馬左なので同玉と取るが、2三金、又は1二金までの詰みとなる。

第504問

1三銀成・同玉・1四飛まで3手詰。

1四飛と打つのは1三に歩を合駒され、同銀成・同銀・1一龍でも1三同飛成でも逃げられて捕まらない。
そこで最初に単に1三銀成と捨てるのが手筋となる。これに同銀と銀で取るのは1一の利きが消えるため1一飛と打てば詰み。同玉は図のように1四飛と打って詰みとなる。

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