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2010年4月分の「やさしい3手詰」解答


第518問

3三角成・同玉・2二龍まで3手詰。

1二龍と引くのは同角と角で取られ、2一龍は同玉のあと、どこへ角を成って開き王手しても根元の香を取られてしまう。
そこで香の利きを通す為に3三角成と成り捨てるのが手筋。一段目は龍の利きがある為、同玉と取るよりないが、2二龍と引けば詰みになる。

第519問

4三角成・同玉・3三金打まで3手詰。

初手5二龍と入るのは合駒すれば4三角成・2二玉・2一金だが、2一玉と落ちられ、1二へは角も利いていて詰まない。
そこで最初に4三角成と角を成り捨てるのが好手。2二玉には2一金があるので取るが、3三に金を打てば龍の利きが強くどこにも逃げられない。

第520問

2一飛打・同馬・4二飛成まで3手詰。

3二飛は同馬でそれ以外はみな2二の飛車を取られてしまう。
2一飛と打ち、同馬と取らせて4二飛成とこちらに成る。このような詰み筋は実戦でもたまにあり、特に4三馬のかわりに3二に銀のいることが多い。また持ち駒は飛車でも金でも2一に打ち、同銀(3二銀の場合)に4二飛成とする。

第521問

2二金・同玉・2三銀打まで3手詰。

1三に駒を打つと同角、2三に駒を打つのは同飛、さらに3四角成は2三に合駒されて詰まない。
その大駒の利きを制限するのが焦点に打つ2二金。同飛と飛車で取るのは、利きが消える為、1三銀打で、同角は2三銀打で詰みとなる。同玉と玉で取っても2三銀打までの詰み。

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