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2010年8月分の「やさしい3手詰」解答


第535問

2二飛・同龍・3四馬まで3手詰。

3二馬と龍を取るのは、2四玉と上がられ、飛車二枚あってもさすがに捕まらない。また、2一飛は同龍で3四馬には2二玉だ。
正解は2二飛と直接付けて打つ手。取るしかないが、同玉は3二馬まで飛車の駒余り。同龍と取って3四馬までとなる。

第536問

2三角成・同玉・3二角成まで3手詰。

初手1二角成は3三玉の後、3四へ馬を引ければ詰むがこの地点には金が利いていて引けない。
3二の角がもしいなければ3二角成と成って詰み。ということはこの駒がじゃま駒ということ。従って、2三角成と捨てる。同金でも同玉でも3二角成と馬になればこの状態で詰み。

第537問

2二角・同玉・2一金まで3手詰。

5三角と打つのは4二へ歩を合駒されて詰まない(詰将棋では残りの駒はすべて合駒として使えるというルール)。また、初手2一金は4一玉でやはり角一枚では詰まない。
2二角が手筋。同金は4二金、4一玉は5一金で詰み。同玉と取っても図のように2一金までの詰みとなる。

第538問

3二角成・同金・2一飛まで3手詰。

3三歩成と金を取るのは、同玉とされ上部が広すぎる。また、3二飛と打つのも2三玉・3三飛成に1四玉でやはり捕まらない。さらに2四飛と上から打つのは、3一玉と今後は下に逃げられる。
という訳で、初手は3二角成と成り返るのが手筋。同金の一手に2一飛と打てば詰みになる。

第539問

3二金・同馬・3四桂まで3手詰。

3四桂と打つのは、同馬とされ、後から3二金と打っても同玉に4二飛成なら2三玉、4二角成なら2二玉で届かない。
最初に3二金と打ってしまうのが好手。同玉と玉で取るのは、4二飛成まで金余り。同馬と取って3四桂までの詰み。なお、1四桂は同馬と取られてしまうので注意。

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