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2011年5月分の「やさしい3手詰」解答


第574問

2二馬・同玉・2三金まで3手詰。

4四へ逃がしてはいけないが、だからといって4三銀成は2三玉となり、2二金・同飛・同馬・同玉と精算しても2四銀の利きもあって詰まない。
正解は2二馬と一つ引いて馬を捨てる手。4二玉には4一金があり詰み。4四へ出られないので同玉と取るが2三金の頭金で詰みとなる。

第575問

3一飛・同銀・2一角成まで3手詰。

初手2一飛と打つのは、1二玉と上がられ、2二飛成と銀を取っても同角で以下王手は続くが詰まない。
3一飛と一つ離して銀の利きに打つのが好手。1二玉には2一飛成(角成)まで。同銀で取らせれば2一角成と成れる。なお、5一より遠い所へ飛車を打つと4一歩と合駒されてしまう。

第576問

3二馬・同飛・2四金まで3手詰。

1二馬は1四玉から1五玉と脱出される。その1四玉を防ぐには初手3二馬か2四金のどちらかしかない。
2四金は同飛・3二馬に1三玉であと一押しがない。
正解は先に3二馬で1三玉なら1二金、同飛と取らせて2四金と頭から打てば詰みになる。

第577問

3一桂成・同玉・3二金まで3手詰。

3一金と打つのは、同馬・同桂成・同玉で角一枚では僅かに詰まない。また、3二金は5二玉で、5一桂成と成るのは、同玉で馬の威力が強く、金桂ではやはり詰まない。
3一桂成とこちらに成り捨てるのが好手。同馬には5二金まで、同玉と取っても3二金の頭金で詰み。

第578問

2三馬・同玉・3四金まで3手詰。

いろいろな開き王手は見えるが、3二馬と銀を取ったり、2五馬と飛車を取ったりするのは、1三歩と合駒され、以下どのように王手しても詰まない。
正解は2三馬と何も取らずに単に2三へ出る(捨てる)手。両王手なので玉で取るしかないが、香が良く通り、3四金と打てば詰みとなる。

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