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2011年8月分の「やさしい3手詰」解答


第587問

3三龍・同銀・2一金まで3手詰。

最初に2一金から入るのは、4二玉・2二龍と王手は続くが詰まない。
初手3三龍と中に入って捨てるのが好手。3二へ合駒するのは2二龍右と1二の龍が寄れば詰み。3二銀上と4一の銀が移動しても4二金で詰みとなる。同銀と取らせれば龍の利きが通って2一金まで。

第588問

3三角・同玉・3二飛まで3手詰。

初手3二飛と打ちたくなるが、2一玉と引かれ、下段には飛車が利いており、角一枚では詰まない。また3二とと捨てる手や他の場所への打ち込みもやはり詰まない。
3三角とここから捨てるのが手筋。今度2一玉には1一飛で詰み。同玉と取らせてから3二飛と打てば詰みになる。

第589問

3二銀打・同飛・1二銀成まで3手詰。

最初に1二銀成、あるいは銀不成と開き王手しても3二玉から4三へ逃げられてしまう。また、2二銀は今度は4一から5二へ脱出される。
そこで初手3二銀打とまずこの地点をふさいでおくのが手筋。同飛と取る一手だが、ここがふさがれば、1二銀成(不成)で詰みとなる。

第590問

1二馬・同玉・1一金まで3手詰。

2二金と頭から打つのは、同金に同馬とどちらの馬で取っても、同飛と飛車が残り詰まない。また、3二の金をどちらの馬で取ってもやはり同金で詰まない。
1二馬とここへすり込むのが手筋。3一玉には2一金と打てば詰み。同玉と取っても1一金の尻金で詰みとなる。

第591問

4三飛成・同角・1四香まで3手詰。

1四香と先に打つのは同角で、後から4三飛成と成っても2三に合駒されてしまう。また3一馬も、王手しただけで全然詰む形ではない。
初手に4三飛成と角の利きだが成り返るのが手筋。1二玉や合駒は2三龍なので、同角と取るが、角の利きが消え、1四香で詰み。

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