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2006年4月分の「やさしい5手詰」解答


第118問

3四飛・2三玉・1二角成・同玉・1四飛まで5手詰。

初手は3四飛で、まず2三の角筋へ玉を追う。
三手目が問題だが、飛車を動かす開き王手は3四への中合いなどもあり詰まない。
そこで1二角成が妙手。同玉とこの地点へ呼び込むことで1四飛の両王手が受からなくなる。

第119問

3三歩・3一玉・2二飛成・同角・2三桂不成まで5手詰。

持ち駒は歩しかなく、4三へは香が利いている為、初手は3三歩の一手。3一玉と下段へ落として2二飛成と捨てるのが好手。2三の飛車がじゃま駒でこれがいなければ桂不成で詰みという訳だ。

第120問

2三銀不成・同玉・3四銀・同馬・2二銀成まで5手詰。

4五銀打は2五玉で駒がない。2五へ出た時、銀一枚が必要な為初手は2三銀不成の王手。同玉に3四銀と打つのが妙手。同玉なら2四の銀が消えた為、2四銀成で詰み。同馬には今度は2二へ銀が成れば詰みとなる。

第121問

1三角成・3二玉・3一馬・4三玉・5三金まで5手詰。

一見すると3二からどんどん逃げられそうだが、1三角成がそれを阻止する一手。同玉は1四金、同金は2二金があるので、3二玉と逃げるが、3一馬が追撃の第二弾。最後はどちらへ逃げても金打ちまでで捕まる。

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