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2006年6月分の「やさしい5手詰」解答


第127問

1一銀・2三玉・3二角・同香・1三金まで5手詰。

1二や1三に金を打つのは全然詰まないので初手は1一銀の一手。2三玉の時の3二角が詰将棋に良く出る手筋。同玉なら1二飛成までなので他の駒で取るが、金を引いて取るのは2四金、香や4一の金で取るのは1三金までとなる。

第128問

3二飛・1三玉・3三飛成・同桂・3二角成まで5手詰。

2三飛とこちらから打つのは3一玉で後続がない。
3二飛と打ち1三玉となった局面は飛車がじゃま駒。そこで飛車捨てだが、1二へ捨てるのは同玉で僅かに届かず。3三飛成が好手でどちらで取っても角成まで。

第129問

2四銀・2二玉・4四馬・同歩・3四桂まで5手詰。

初手は2四銀以外にない。1四玉は2六桂なので、2二玉と下がるよりないが、そこで4四馬が妙手。3三銀は同馬で駒余り、合駒でも同歩でも3四桂と打てば詰みとなる。2二玉の瞬間、3四馬がじゃま駒になっていると言うわけだ。

第130問

3一角成・2三玉・2四金・同玉・1三馬まで5手詰。

1三金は同角、1二金や3二金は2三玉で捕まらない。
初手は筋の3一角成で、2三玉の後の2四金が妙手。単に3二馬だと2四玉で脱出されてしまうので、ここに捨てる。同角なら3二馬、同玉には1三馬で詰みになる。

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