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2006年8月分の「やさしい5手詰」解答


第135問

1二角成・2四玉・1四金・同飛・4二角成まで5手詰。

3四へ逃がしてはならないので、初手は手筋の1二角成。
問題は三手目で、すぐに4二角成は1四玉で凌がれる。その地点に金を捨てるのが妙手。同玉、同歩はいずれも1三角成まで、同飛と逃げ道を封鎖して角成までとなる。

第136問

1三角成・同銀・2二飛成・同玉・2一飛成まで5手詰。

平凡な1二飛成では、3四から五段目への脱出が止まらない。
そこで、1三角成と捨て、同銀に2二飛成と捨てるのが妙手。どちらも、3四玉には3五馬、2五龍を用意している。最後同銀ならもちろん1四飛成までの詰み。

第137問

2一金・同玉・3二飛成・同金・1一金まで5手詰。

3一飛成は2一歩と受けられ、以下王手は続くが詰まない。
2一金から3二飛成が手筋というもの。4四の馬がいる為、2一金に同金とは取れず、3二飛成に同玉は4三馬まで金が余る。と言うわけで、3二飛成に同金、1一金までとなる。

第138問

1五歩・1三玉・2四龍・同歩・2三金打まで5手詰。

2四の地点は歩と桂が利いているので金を打っても足りない。そこで、初手は平凡に1五歩。1三玉と下がらせておいて2四龍が妙手。金を温存しておいたので、2二玉と引いても2一金まで、同桂と取っても1二金まで、2四同歩には2三金打までだ。

第139問

2二角成・同玉・3三飛成・同玉・3二銀成まで5手詰。

初手の王手はあまりなく、2四金はどちらで取られても足りないので、角成りと切り込むしかない。同玉に、3三飛成とここに捨てるのが妙手。1三玉には2四金を用意し、同玉には3二銀成と成れば詰みとなる。

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