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2008年12月分の「やさしい5手詰」解答


第257問

1四銀・同玉・2三角・同玉・2四金まで5手詰。

初手2四角は2三玉で1四の地点には香が利いてきてしまい、2六角は1四桂と合駒されて詰まない。
そこで1四銀から2三角が妙手順。2三角に同香や同銀は2四でも2六でも角を動かせば詰み。

第258問

3二歩不成・1二玉・1三歩・2二玉・3三飛成まで5手詰。

初手は歩を動かす以外に王手はないが、3二歩成とやってしまうと1二玉が打ち歩になり詰まない。
3二歩不成が詰将棋ゆえの妙手。3三への合駒は金で取られるので1二玉だが、今度は2二への利きがないので1三歩が打てる。

第259問

4一金・同玉・2一飛成・5二玉・5三金まで5手詰。

2一飛成と捨てたくなるが、同玉・3一金に1二玉で詰まない。またいろいろな開き王手もあるがやはり馬が強力で寄らない。
4一金とあえて角筋を外すのが妙手。同玉と取る一手だが、2一飛成から5三金までとなる。

第260問

2二飛成・同玉・3四桂・3一玉・4二金まで5手詰。

実戦なら2一飛成と銀をとってしまいそうだが、4二玉と脱出されて詰まない。
その一歩手前、2二飛成とここへ捨てるが手筋。同銀には3二金で、4一玉は4二金で詰みなので同玉と取るが、3四桂と打てばどこへ逃げても金打ちまで。

第261問

1四歩・2二玉・2四飛・同角・3四桂まで5手詰。

初手2五桂と打ってしまうと2二玉で打ち歩詰めが回避出来ない。
そこで初手は1四歩。2二玉と落ちたとき、今度は桂の打ち場所を探す。という訳で2四飛と捨てるのが手筋。同角に3四桂と打てば詰みになる。

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