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2010年1月分の「やさしい5手詰」解答


第314問

1三飛成・同玉・2二銀・2四玉・1四飛まで5手詰。

上に逃がさない為にはほとんど1三飛成以外にない。同玉と取らせて1四飛と打ちたいが、2二玉・2三銀・3三玉でスルスルと逃げられる。3手目2二銀が妙手。同銀なら1四飛、同玉なら2三飛、2四玉と逃げても1四飛で捕まる。

第315問

4三歩成・同銀・3二飛・同玉・4二角成まで5手詰。

上部脱出を阻止する為、普通なら3五飛と上から打ちたくなるが、3四金の移動合いで逃れられる。
そこで初手は4三歩成とまず角を3五へ利かす。同銀とさせて3二飛と打つのが妙手。同銀なら4四角成、同玉なら4二角成まで。

第316問

1一金・1三玉・1二金打・1四玉・2五飛成まで5手詰。

筋は2三金だが、2一玉でこの場合は詰まない(一歩あり歩が二歩でなく打てれば2二歩で詰み)。
普通の詰将棋にはあり得ないような1一金から1二金打と筋悪く打つのが正解。まれにこのような詰将棋もある。

第317問

3一銀不成・同玉・2二角・同玉・4二龍まで5手詰。

3一角は1二玉で、3二角成・同玉・3一龍は上部へ脱出され捕まらない。
初手は3一銀不成と引き戻し、同玉に2二角が妙手。ここ4二角は2二玉、2三角成は5一飛と取られて失敗。

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