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2010年4月分の「やさしい5手詰」解答


第327問

3一銀・2三玉・1三角成・同玉・2四金まで5手詰。

3二金は2三玉で二の矢がない。初手は3一から銀。2三玉の時、1三角成と捨てるのが好手。同金は2二金、同桂や同玉は2四金で詰みとなる。なお、初手1三角成は同龍と取られて2四に利いてきてしまうため詰まない。

第328問

2三銀成・同玉・4五馬・同歩・3五桂まで5手詰。

2三銀成の両王手で同玉となった局面は3五に桂を打てれば詰み。という訳で3手目4五馬が手筋。
同じようでも初手4五馬は2一玉と逃げられ1二馬の「押し売り」も3一玉・2二馬。4一玉で逃げきられてしまう。

第329問

2三金・同玉・2二飛・同金・3四馬まで5手詰。

2二飛は取ってくれればうまいが、1一玉で後続がない。また1一飛と捨てるのも筋ではあるが、守り駒が強く届かない。
2三金と捨て、同玉(同銀は1一飛)に2二飛と捨てるのが好手。同金の一手に3四馬まで。

第330問

3二飛・1一玉・1二飛成・同玉・2一角成まで5手詰。

3三玉と上がられると飛車一枚では止まらない為、初手は3二飛の一手。
1一玉に2一桂成から開き王手は筋だが、馬の利きもあり僅かに詰まない。1二飛成と捨てるのが手筋。同玉でも同金でも2一角成まで。

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