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2010年7月分の「やさしい5手詰」解答


第340問

1三銀・同飛・3四角・2三歩・2四桂まで5手詰。

普通の筋ものの詰将棋なら初手に桂を打ち、飛車の利きに角を打つのだが、これはそれでは詰まない。
ダサく、銀、角、桂の順に打って行くだけ。単なる追い詰めだが、たまにはこんなものも。

第341問

3三銀不成・同玉・4二飛成・同金直・4四金まで5手詰。

初手1三、2三、3三への金打ちはいずれも取られて詰まない。そこで銀を3三へ捨てる開き王手から入る。
1三玉は2二銀不成なので同玉と取るが、そこで4二飛成が手筋で、金打ちまでとなる。

第342問

3五銀・2三玉・3三金・同玉・3四銀打まで5手詰。

3五に打つのを金か銀か迷うがいずれも玉は2三へ落ちる一手。その時の持ち駒が金銀になっていることが重要なので最初は銀。
3手目3三金が焦点への打ち込み。同飛なら2四銀打、角や玉は3四銀打で詰み。

第343問

3一銀・2三玉・4三龍・同馬・3五桂まで5手詰。

初手3三や1三へ銀を打ち込むのは、相手の駒も多く足りない。
3一銀と打ち、2三玉に4三龍と一つ引くのが好手。5三へ引くと3三へ合駒されて詰まないが、4三なら合駒には3四金と寄れるという訳。同馬と取れば桂打ちまで。

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