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2011年3月分の「やさしい5手詰」解答


第374問

3三歩成・同玉・3一飛成・同銀・2三金まで5手詰。

初手3三金と打ち込むのは、同金と取られ、同歩成・同玉となり、4二に空間が開いて詰まない。
単に歩を成り、同玉の一手に3一飛成と王手するのが妙手。合駒するのは3四金まで。同銀と取っても2三金で詰みとなる。

第375問

4四銀・2三玉・2四金・同玉・2二飛成まで5手詰。

いろいろな開き王手は見えるが、5一の馬が飛車に当たっている為うまくいかない。
そこで初手は4四銀。2三玉に2四金が好手。同馬なら4一馬がある。この手が見えれば同玉に2二飛成は簡単だったはず。

第376問

2一飛成・2三玉・3二龍・同玉・4一角成まで5手詰。

4一の飛車がいなければ角成りまで、ということだが、3一飛成は同銀、4二飛成は同馬と取られて詰まない。
一旦2一飛成と成り、2三玉に3二龍と引く手が妙手。同金には3四角成まで、同玉は4一角成まで。

第377問

2一飛成・1三玉・1一龍・同銀・1四香まで5手詰。

飛角しか盤上になく、4四馬が良く利いているので、何か取らなくては詰まない。しかし、銀を取るのは馬が近くに来てしまう。
一旦2一飛成とし1三玉の形にして1一龍と香を取るのが正解。これなら合駒しても取っても1四香まで。

第378問

5一角成・3二玉・3三飛・同銀・2三金まで5手詰。

5二金と重く攻めるのは3二玉の後、駒が足りない。
5一角成と節約して王手し、3二玉に頭から飛車を打つのが強手。3三飛に同金と取るのは4二金と打てば詰み、同銀には2三金と打って詰みとなる。

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