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2011年8月分の「やさしい5手詰」解答


第396問

4二銀・3二玉・2一角・同玉・3一飛まで5手詰。

初手4二飛は5一玉なので最初は銀を打つよりない。3二玉にどうするかだが、5四角は4三金・3一飛・2三玉・2二桂成に1四玉で詰まない。正解は2一角と下から打つ手。同金には3三飛、2三玉には2四飛、同玉には3一飛で詰み。

第397問

2一馬・同玉・2二歩・3一玉・4三桂まで5手詰。

初手3二歩は2一玉。4三桂も、2一玉と寄られ、以下5一桂成は3一玉で僅かに届かない。さらに6四馬も2一玉で足りない。
最初に2一馬と捨てるのが手筋。同玉の一手だが、そこで2二歩と打てば3一玉に4三桂で詰み。

第398問

3二飛成・同玉・4一銀・3三玉・4二銀まで5手詰。

2二や2四など銀の打ち場所はあるが、相手の駒の利きも強く詰まない。
この局面は、飛車がじゃま駒になっていることに気付くかどうか。但し、2二飛成とここまで行くと飛車が利いてきてしまうので失敗。

第399問

1三香・2二玉・2一銀成・同玉・3二金まで5手詰。

1三金〜1二香や1三香〜1二金の精算は角一枚になり足りない。
1三香と打ち、2二玉の時に2一銀成とここへ捨てるのが手筋。逃げる場所はないので、同飛か同玉かだが、いずれも3二金と打てば詰みになる。

第400問

3二歩成・同玉・2二金・同玉・4二龍まで5手詰。

3二金では1二玉で王手がないので初手は歩成りの一手。同玉に王手はたくさんあるが、2二金と今度は逆から打つのが好手。角のラインに玉を持っていくことで、同玉に4二龍と両王手の詰みとなる。

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