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2012年1月分の「やさしい5手詰」解答


第418問

2四桂・2一玉・2三飛成・同角・3三桂まで5手詰。

初手は2四桂と打つしかない。2一玉と落ちた局面で、ひと目3一飛成と切りたいが、同玉に3二金は同角があって失敗。正解は2三飛成とこちらに捨てる手。合駒しても同角と取っても3三の空間が空き、桂打ちで詰みとなる。

第419問

3一桂成・1二玉・2一飛成・同角・2四桂まで5手詰。

初手は3一桂成の両王手。これに同玉は4三桂不成・3二玉・2一角までの詰み。そこで1二玉と上がるが、2一飛成が桂の打ち場所を作る手筋。同じようでも2二や2三では取られた時2四へ利いてきてしまい失敗する。

第420問

3二飛成・同馬・3四角成・1三玉・1二金まで5手詰。

持ち駒の金を打つ場所はたくさんあるが、相手の駒の利きも強く詰まない。
初手3二飛成が手筋。同玉には4一角成から1二金。同馬と取らせてれば3四角成と今度はこちらに成り返ることが出来る。

第421問

5四銀・3四玉・2三龍・同飛・5二馬まで5手詰。

3三龍・同玉・3四歩は4三玉で意味がない。
そこで初手は平凡に5四銀。3四玉に2三龍が好手。ここ1四龍と引くのは2四に合駒され2二の飛車を動かすことが出来ない。この飛車が動けば5二馬で詰みだ。

第422問

3三銀不成・同玉・2四角・同玉・4四龍まで5手詰。

3三角と打ってしまうと1四玉で詰まない。
そこでまずは3四の銀を3三へ捨てる。同玉に角の王手はいろいろあるが、2四から捨てるのが好手。同玉に4四龍までだが、結局3四銀がじゃま駒だったという訳。

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