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2012年6月分の「やさしい5手詰」解答


第440問

3二飛・同銀・4四馬・2三玉・2四金まで5手詰。

初手4四馬は3二玉から一段目へ逃げられる。そこで3二へ捨てる手となる訳だが、金を3二へ打つのは取ってくれない。飛車なら2三玉は2四金なので同銀から詰みとなる。

第441問

2四桂・2三玉・2二飛・同龍・3四馬まで5手詰。

3四馬は同龍なので初手は桂を打つよりない。2三玉に実戦だと3二馬と取ってしまいそうだがそれは上部へ脱出されてしまう。2二飛が妙手で、同玉には3二馬がある。

第442問

2二銀・同玉・2三角成・同玉・3二角成まで5手詰。

銀の打ち場所はいろいろあるが、金銀の利いている所はすべて取られてしまう。2二銀と下段に落とし、2三角成が手筋。1二角成では再び3三へ上がられてしまうので失敗。

第443問

2二飛・同玉・3二角成・同金・2一飛まで5手詰。

2五飛には2四歩で以下3三飛にも1四玉で足りない。
2二飛と下段に落とし同玉(3四玉なら2五飛成)に3二角成が手筋。同金と取る一手に2一飛と打てば詰みになる。

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