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2014年3月分の「やさしい5手詰」解答


第530問

1一角・2三玉・2一龍・同銀・3三角成まで5手詰。

3二龍と切って、同玉に3三角成と追いかけるのは持ち駒が銀なので逃げられてしまう。
1一角を打ち、2三玉に2一龍が手筋。同銀の一手に3三角成と成り返れば詰んでいる。

第531問

1二金・同玉・2四桂・同歩・2三銀まで5手詰。

目に付く3四桂は1二玉に2二金と精算するしかなく詰まない。
1二金が詰将棋的な妙手。同香なら3四桂から2三桂不成。同玉と取らせて筋の2四桂だ。

第532問

1三飛・同桂・3一飛・2三玉・3二馬まで5手詰。

3一飛・2三玉・3二馬と追いたくなるが、1三玉と寄られた局面は、飛車があっても詰まない。
その逃げ道に最初に捨てておくのが妙手だった。

第533問

3三飛・同角・2二銀不成・同玉・3一角成まで5手詰。

5三の角を使いたいが、4二角が良く利いている。そこでこの角の利きを一方に限定するのが初手の3三飛から2二銀不成。これで3一角成もしくは3五角成を実現する。

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