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2003年8月分の「やさしい必死」解答


第31問

3一角成・1二玉・3二金まで3手必死。

1三へ上がられては全く寄らないので、初手は、角成りの一手だ。1二玉と寄った時が問題。2二金の王手は1三玉・2一金・2四玉で脱出される。
3二金と控えて打つのがうまい一手。これで受けがない。次に2二馬の詰みだが、1三銀と受けても、2一馬までの詰みとなる。

第32問

2二金・同玉・3二銀まで3手必死。

初手いきなり3二銀と打つのも有力だが、2二金と受けられ、後が続かない。
2二金と王手をして、玉を引き寄せておくのが好手。1三玉なら2三馬までなので、同玉の一手だが、そこで3二銀と打てば、有名な必死の形になる。
次に2三銀成と、3一馬・1二玉・2一銀不成の詰みが同時には受からない。

第33問

3一角・1二玉・3二銀成まで3手必死。

3一角(馬)・3二金(と金)の形は、有名で、実戦にも頻出する必死の形。
3一の角が生な時は、持ち駒に金か銀がなければならず、3一が馬だったら、持ち駒はいらない、というのが基本だ。前問のように、4一に角(馬)がいる時も多いので、必死にならなくても、寄せの基本として、合わせて覚えておきたい。

第34問

3一角・1二玉・3三金まで3手必死。

3一角は当然の一手。続く3三金がポイント。ここ、普通に3二金と入ってしまいそうだが、7七角と受けられると後が続かない。
実戦での出現度は低いが(3二金の形の方が多い)、3三が開いている形は、角の筋で受かることがあるので、注意しよう。

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