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質問掲示板過去ログ

2002年4月度

質問(感想・意見) 解答
将棋用語 名前: パパイヤ [2002/04/01,12:46]

教えてください。
将棋雑誌や将棋のテレビの解説などで、よく「大きな利かし」とか聞きますが、「利かし」とはどういうことですか?
もうひとつ、「ここはもたれて指す」という表現もよくいわれますが、「もたれて指す」とは、どういう意味かわかりません。将棋通の皆様、どなたかご教示ください。

画像タイトル:「利かし」 -(2 KB)

Re:将棋用語 名前: 管理人 [2002/04/03,11:26] No.224

「利かし」と「もたれて指す」ですか。
こう言った言葉は感想戦で良く使われ、具体的な手順を見て説明するのは易しいのですが、これを文章で説明するとなると難しいですね。

まず「利かし」ですが、たとえば図のような局面があったとします。
戦いが始まる直前、あるいはその最中に、▲6四歩と打ち、△6二金引きとさせておく。そうすれば、「大きな利かしになる」訳です。
つまりすぐにその後、手がなかったとしても、たとえば、右辺で銀交換や香を取った場合、▲6四歩が利いて、6三への打ち込みが生じるということです。
また、この段階で利かせないと、4二の飛車が成り込んだ後では、▲6四歩は△同金と取られてしまうことになり、歩のタタキが利きません。

「もたれて指す」は、中終盤、ちょっと形勢が悪い時に、決めに行って、負けを早めることをせずに、相手の手に乗ってチャンスをうかがう、と言うような意味です。

言葉の感じは、上のようなものですが、文章だけではなかなかうまく伝わらないかもしれません(将棋センターに来ていただいてる人なら、こういった言葉も感想戦の中から感覚的に理解できるようになるのでしょうけど)。
Re:将棋用語 名前: GO! [2002/04/03,23:24]

管理人様の繰り返しになってしまうかも知れませんが、
自分なりにこの用語をまとめると…。

「利かし」………その手を打った直後は「駒得」などの直接的効果は見えない(時には駒損ですらある)手だが、将来、相手を攻めるときに(例えば退路を封鎖していたり、質駒を準備していたり、相手の守備駒の利きをずらしていたりなど)、効果があらわるような、後々に「利いてくる」可能性がある手。
その説だと開戦の時の「歩の突き捨て」も「利かし」なんでしょうか…?

「もたれてさす」………相手の指した手に対し必然の応手を重ねていき、その中で隙が生じるのを待つ指し方。必然手を指していくうちに、いずれ隙が出ざるを得ない状況で用いられる…(のかしら?)。
特に不利な場合でなくても使うような気がするのですが…。

わりとよく分からない将棋用語って多いですね。
感覚的にこういうものかと通り過ぎてしまうことが多いのですが。

Re2:将棋用語 名前: 管理人 [2002/04/04,10:41]

>GO!さん
なるほど、「利かし」はそんな感じに定義すればいいかもしれません。
でも、歩の突き捨ては「利かし」とは言わないでしょうね。

「もたれて指す」の方はちょっと自分のいだいているイメージと違いますね。やはり、不利な場合にしか使わないと思います。
ただ、私が下に書いた、「相手の手に乗ってチャンスをうかがう」というよりも、「形勢が離れないように、相手の手に追従して、チャンスを待つ」指し方の方が近いかもしれません。

ちょうど将棋世界5月号が来たので、読んでいましたが、「利かし」は出てきても、「もたれて指す」は出てきませんね。
よく自分などは、二、三段の人の感想戦に加わり、(駒を動かしながら)「ここは、攻めるより、こうやって、もし相手がこう来たら、こうしておいて、もたれておきたいなあ」とか言うことがありますが・・・うーん、やっぱり言葉だけは説明しづらい(^^;
無題 名前: パパイヤ [2002/04/04,18:18]

質問に答えていただいた、管理人様、GO様、どうもありがとうございます。

私なりに、考えてみたのですが、「利かし」に関しては、広義の意味合いと、狭義の意味合いがあるのではないでしょうか?

管理人様の例題(非常に分り易い)のように、中盤から終盤の入口にさしかかる局面で、打った歩を相手が、そもそも取れないような状況なら、その歩自体が大きな「利かし」となり、寄せていく場合には大きな要素(拠点、足掛かり)になるのでしょうね。
ほかに、序盤や中盤でも、たとえば藤井システムで居飛車側が急戦を仕掛けてきた際に、序盤で端歩を先に突き越していたら、序盤でもやはり大きな「利かし」になるのではないでしょうか…?
また、中盤戦でも、玉頭位取りや中央位取り、または相手の囲いの近辺で位を張っているような場合も、やはり大きな「利かし」になるのではないでしょうか?

「もたれて指す」については、管理人様には直接、メールをお送りさせていただき、申し上げたんですが、こちらから局面を動かして、手を作っていくというのではなく、やはり、管理人様の定義にあるように「相手の手に乗ってチャンスをうかがう」というのが、ぴったりくるように思います。

ただ、わたしのちょっと思い違いの認識だったんですが、たとえば、終盤の寄せで、相手の王に対して、ごくごく俗手で、いかにも遅く、重たいベタ金(しかし確実に寄せてはいる…)を打っておいて、相手の手を待ち、その手に対して最善の応手を考える、と。そういうような場合にも、使うんではないかナ…? と、そんな感覚もありました。

いずれにしても、将棋の動き(ニュアンス)を言葉で伝えることは非常にむずかしいですね。
 
羽生の頭脳1から 名前: OHTAKE [2002/04/02,18:31]

まだ盤面が載せられないので、棋譜で載せさせていただきます。
初手から▲76歩△34歩▲26歩△44歩▲48銀△42飛▲56歩△72銀▲68玉△32銀▲78玉△94歩▲96歩△62玉▲58金右△71玉▲25歩△33角▲57銀△52金左▲36歩△82玉▲38飛△64歩▲35歩△同歩▲同飛△43銀▲36飛△32飛▲46歩△22角▲35歩
羽生の頭脳のP54にある局面の△12香を△64歩に変えた局面なのですが、ここで後手が△34歩と合わせる手は成立しているのでしょうか?以下▲同歩△同銀▲33歩△同飛▲44角△43銀▲33角成△同角▲66銀△27角▲37飛△54角成と進めば後手も指せると思うのですが。

Re:羽生の頭脳1から 名前: 管理人 [2002/04/03,11:39]

△3四歩と合わせる手もありそうですね。

ただ、以下△5四角成まで進める手順のところで、居飛車から▲3三飛成と切られる手は常に注意しておかなければなりません。
たとえば、▲6六銀や▲3七飛のところで▲3三飛成と切り、△同桂▲3四歩△同銀▲3一飛などです。
△3四歩と合わせて戦端を開いても、△5四歩から△7四歩と待っていてもこれからの将棋でしょう。

ありがとうございました 名前: OHTAKE [2002/04/06,16:09]

遅くなりましたが、管理人さんお答えいただきありがとうございました。

 
無題 名前: 初心者 [2002/04/05,19:57]

おばけ屋敷の解答をお願いします

Re:無題 名前: 管理人 [2002/04/06,09:57]

おばけ屋敷の解答は、ここでは教えていません。
どうしても知りたい場合は、メールをもらえれば、秘密の掲示板へ至るパスワードを教えますので、その途中にある解答を見て下さい。


将棋用語2 名前: パパイヤ [2002/04/09,12:41]

愛棋家諸兄に質問します。
将棋用語でよく使われる表現で「後の先」という言葉があります。
これは、いったいどういう意味なんでしょう?
ご教示ください。


画像タイトル:「後の先」部分図 -(3 KB)

Re:将棋用語2 名前: 管理人 [2002/04/10,12:07] No.233

実は私はあまり使ったことはないのですが、たまに耳にすることはありますね。
詳しく調べた訳ではないのですが、後の先(ごのせん)とは、「後手になってしまったように見えて、実際は先手になっている」ような意味にとらえています。

たとえば、図の局面、ここで▲5一飛成と王手をし、△6一金打とはじいた局面を考えてみます。▲1一龍と飛車を逃げて後手になると、△2七歩成が来て負けに見えます。
ところが、後手に見える、▲1一龍が、実は、▲8二銀△同歩▲同歩成△同玉▲8四香以下の詰みを見た先手という訳です。
このような、▲1一龍を「後の先」と言うのではないかと思います。


Re:将棋用語2 名前: パパイヤ [2002/04/10,12:47]

管理人様、ご回答どうもありがとうございます。

よく理解できました。例題の1一飛成の時、後手はさすがに手抜けませんからね。
「一見後手を引いたようでも、実際には相手方が手を抜けない状況にあり、先手を持っていることと同等の状態」とでも定義すればよいのでしょうか…。

名人戦開幕記念の質問 名前: GO! [2002/04/10,22:52]

名人戦開幕しましたね。
とは居飛車党同士の戦いで自分のとしては…あんまり。
という気分でしたが横歩取りへの関心が日々高まり(そのせいか振りオンリーの実戦は10連敗しました…)、その辺を興味深く見守りたいです。
ところで記録の方が女性でビックリしたのですが、奨励会員で二度ビックリ。
21歳で1級は随分大変そうですが、頑張って欲しいですね。

質問です。
女流1級は一般(?)プロ1級と差があるのでしょうか?
昇段規定が随分違いますし、同じ女流1級でも随分実力にばらつきがある感じがするので一概にはいえないでしょうが仮に記録係の女性(岩根さんでしたっけ)が奨励会3段ぐらいで断念し(仮に!ですよ)女流に転向(?そういう仕組みがありましたよね?)した場合2級から始めるんでしょうか?
ご存じのかた、よろしければ教えて下さい。

またNHK杯開幕カードを見ていて思ったのですが、あの終盤の鈴木大介7段の逆転は「うひゃー」と奇声を発してしまったほど、見事でした。去年の藤井-木村戦以来。
やっぱり振り飛車は逆転の美学ですかー?
そして、あの戦いの鈴木7段の終盤の指し方がいわゆる「もたれて指している」のでしょうか?

そんなことを考える春の日々です。
Re:名人戦開幕記念の質問 名前: 管理人 [2002/04/11,14:40]

どの質問にも答えられないのですが・・・。

ただ、男性も女流も、現在の実力=段位ではないですよね。
仮に以下の話は、ちょっと私には分かりません。どうなんでしょう?

NHK杯開幕カード、日曜に来たお客さんが、すごい逆転だったと言っていたのですが、実は全部見てないんです。
(ビデオを撮らずに)朝からちょっと出かけて、予定より遅く帰って来たため、終盤しか見られませんでした。
もたれて指していたのでしょうか?

昨日の名人戦 名前: 初心者 [2002/04/12,11:07]

最後の詰め方を教えて下さい。

Re:昨日の名人戦 名前: 管理人 [2002/04/12,17:13]

最後の局面は、詰みまではありません。
投了図、▲5三香に、△同桂は▲同桂成までの詰みなので、△4二玉しかありませんが、▲3三歩成と成り、△同金は▲2二龍で詰み、△同桂は▲6一龍で必死です。そこで、△3三同馬しかありませんが、▲同桂成と馬を取り、これに△同金と△同桂は以下3手詰み、△同玉は▲4一龍で必死となります。

名人戦第1局の感想 名前: ひまぞう [2002/04/12,18:55]

こんにちは、ひまぞうです。
なんか素人がいうのもアレなんですけど、面白い将棋だったですか?
なんか終盤のねじりあいのような場面がなくあっけなく(あっさりと)終わったように感じました。
よっぽど王将戦がおもしろかったです。
みなさんはどんな印象だったでしょうか?

ヘボゆえの浅はかな感想ご容赦ください。
ではでは

 
無題 名前: 敏夫古井 [2002/04/13,23:17]

さきほど対戦で私が王手をしているのに負けになるのはどうゆう事なのか
教えてください。

Re:無題 名前: 管理人 [2002/04/14,10:04]

>敏夫古井さん
ネット将棋のことは、そのネット将棋を管理運営しているところでお聞き下さい。
駒落ち 名前: 初級者 [2002/04/15,22:01]

二枚落ちの下手の指し方がわかりません
どのように指せばいいのですか?
棋力はここのHPの棋力判定では5級くらいでした
Re:駒落ち 名前: 管理人 [2002/04/16,14:09]

二枚落ちには、定跡があります(将棋戦法用語集に概要だけ載っています)。
ただ、これを掲示板で説明するのは困難ですので、「推薦将棋本」のコーナーにあげた「駒落ち定跡」の本で勉強するのがお勧めですね。

私は将棋センターに「初めて来られる級位者の方」には、駒落ち定跡を知らない場合は、普段指しなれている戦法で(振り飛車とか矢倉とか)指すことを勧めています。そして頻繁に来店するようになったら、暇を見ては、駒落ちの定跡を教えるようにしているのです。

真ん中の四つの黒い点 名前: Pachi [2002/04/16,12:06]

自分でも調べてみたのですが、分からなかったので教えてください。
将棋板の真ん中に四角く4つの黒点がありますよね?あれには正式な呼び名があるのでしょうか?お手数ですがよろしくお願いします。

Re:真ん中の四つの黒い点 名前: 管理人 [2002/04/16,14:14]

将棋盤にある四つの黒点、囲碁の場合は、「星」ですので、将棋の盤でも同じではないかと思うのですが、詳しくは分かりません。
特に正式名称なんてないような気がしますが、どうなんでしょう?

もし、ご存じの方がいらっしゃいましたら、書き込みお願いします。

Re:真ん中の四つの黒い点 名前: Pachi [2002/04/16,18:52]

管理人さん、素早いお返事ありがとうございます。
再度「星」をキーワードに調べたところ、興味深い資料を見つけました。ご参考まで。

>この丸印を「星」と呼ぶ方も居ますが、その多くの方は意味を知らな>いはずです。この丸印は実は星ではなくて『柱』だったんです。四柱>推命九星占術って聞いたことありますか?ほら二黒とか五黄とかいう>でしょ?あれです。古代中国から伝わる陰陽道の占いなんですけど、>ここに将棋盤の起源があると言うのがどうやら定説のようです。

私は「その存在の意味」も知りたかったのですが、やっぱりただの「お飾り」なんですかねぇ…?


Re:真ん中の四つの黒い点 名前: 管理人 [2002/04/17,12:15]

なるほど、四柱推命の「柱」ですか。
確かに言われてみると、十分納得できそうな説ですね。将棋盤が生まれた当初にはその存在意味があったのかもしれません。
将棋の起源に造詣の深い人なら、知っている人がいるかもしれませんね。

棋書 名前: パパイヤ [2002/04/19,12:48]

将棋に強くなるには、実戦と研究の積み重ねなどとよく言われますが、
管理人さんにとって、今までで「この将棋の本で飛躍的に強くなった」
と実感できる棋書は何でしたか?
出来れば、定跡書、中終盤の理論書、詰棋書のジャンルからあげていた
だければ幸いです。(絶版になっていてもいいです)
管理人様以外の有段者の方も、教えてください。

Re:棋書 名前: 管理人 [2002/04/22,14:55]

うーん、実は、"「この将棋の本で飛躍的に強くなった」と実感できる棋書"ってないんです。
なぜかと言うと、一番将棋に触れたのは、高校時代と社会人になってすぐですが、その時期なにをやったかと言うと、ひたすら、友達の作った詰将棋を(時間中に)解かされ、近代将棋の詰将棋を解いていただけだったからです(その頃は雑誌は丹念に読みましたね)。

ただ私が良いと思う本は、蔵書紹介に載せた「客観的に選んだ良書ベスト10」であったり、推薦将棋本に載せたものであったりします。
なかでも、ひまぞうさんも言っていますが、「寄せの手筋168」は、もっとも「飛躍的に強くなれそうな本」ですね。



RE:棋書 名前: ひまぞう [2002/04/22,12:55]

こんにちは、ひまぞうです。将棋クラブ24では6級のヘボです。
やはり、定跡書といえば、「羽生の頭脳」シリーズでしょう。
対四間急戦第1,2巻
対中飛車三間飛車第3巻
矢倉第5,6巻は持ってます。
あと、週間将棋という新聞と、将棋世界は買ってます。
でも、なかなか強くならないです。(>_<)
あ、それとここで紹介された「寄せの手筋」はいいですね。

こんなもんでどうでしょう?


 
無題 名前: パパイヤ [2002/04/23,10:36]

ご回答いただきありがとうございます。

小生、棋力は5級以上3段未満(一応ペーパー初段ながら、24では4、5級にも、たまに負けたりする…)で、なかなか伸び悩んでいる今日この頃ですが、やはり思い入れのある棋書(良書とは限らない…)によって自分ながら結構、力がついたかなと思ったりもします。
ご回答いただいたもののうち、「羽生の頭脳−第1巻、第2巻」「寄せの手筋168」は所蔵しております。確かに優れた棋書だと思います。
ちなみに、小生にとって忘れられない棋書として、以下のものがあります。

1.「将棋は歩から(上中下)」 加藤 治郎
2.「将棋の公式」 加藤 治郎
3.「振り飛車破り、続振り飛車破り」加藤 一二三
4.「新・スーパー四間飛車T・U」小林 健二
5.「スーパー四間飛車」小林 健二
6.「四間飛車破り 上下」石田 一雄
7.「初段最短コース」内藤 国雄
8.「駒別次の妙手」内藤 国雄
9.「実戦型詰将棋」 内藤 国雄
10.「ひっかけ将棋入門」 花村 元司

7.と8.は、内容も非常にわかりやすく、入門者にとって最優良書だったと思っています。やはり好きな棋士(内藤国雄)の著作がどうしても多くなりますが、氏の書物が小生の将棋の礎(考え方の拠所)を造ってくれたのではないかなと思っています。最後の10.は、とても良書とはいえませんが、花村将棋の考え方のエッセンスが詰まっており、抜群に面白い本だった。皆さんも古本で手に入れてみては…?

 
詰め将棋って・・・ 名前: 初めたばかりです。 [2002/04/24,00:39]

難しいです。全然解けません。
詰め将棋が棋力アップの近道と聞いて、やりこもうと思ったのですがあまりにも正解できないので不安になってます。
いくつか質問させてください。

・どんなに時間がかかっても自力で正解したほうがいいのか。
 もしくは一定の時間内にできなければ解答を見たほうがいいのか。
・詰め将棋を解けるようになるには、詰め将棋をやりこむだけではダメなのか。
・詰め将棋にも実戦で役に立つもの立たないものがあるのか。
・同じ問題を何回も解くよりは新しい問題を解いたほうがいいのか。
・将棋板を使って一手一手確かめるやり方はあまり意味がないのか。
・詰め将棋をやらなくても強くなれるのか。

ぶしつけですが、教えてください。

Re:詰め将棋って…(修正版) 名前: GO! [2002/04/24,20:59]

パパイヤさんのご質問は「有段者」ということで自粛しましたが(笑)、今回は自分としても疑問に思っている部分もあり、タイムリーだったので、書かせて頂きます。

以下、いつものように長文です。悪しからず。

>「始めたばかりです」さんへ
まず将棋、特にその終盤は対局者の論理力を競う競技であり、詰め将棋は論理力で解くパズルだと思います。
その観点からしてみれば全ての完成された詰め将棋は、将棋に必要な論理力を鍛える訓練といえるので、「将棋に役に立たない詰め将棋はない」と思います。
しかし将棋の実戦にあまり出てこない、パズルならでは形や手筋も詰め将棋ではまま見られますので、「詰む形を学ぶという意味では『効果が薄い』」という詰め将棋はあります。
(3番目のご質問への私の考え)

また論理力を鍛えることが出来ればその手法は問わないわけで、将棋を実際に用いた詰め将棋の方が、将棋により効果が高いというだけで、将棋が強くなりたいからやっていて、それでいてどうしても詰め将棋がイヤならば他のパズルのようなものでも、あるいは代用可能だと思います。試したわけではないので断言できませんが(本文の最後にちょっと関連した体験談があります)。
将棋を用いた方法で詰め将棋の代案を考えるなら、例えば人の将棋を見て次の読むといった作業でも強くなれるでしょう。
強い人の棋譜を並べてその流れを覚えてしまう、形を覚えてしまうといった作業も有効かもしれません。そして何より実戦を重ねてしまうのも手です。
実際、「詰め将棋をあんまり解かない」と「言っている」有段者もよく見かけます。(本人の弁を信じればですが)
(6番目のご質問への私の考え)

1番目のご質問と5番目のご質問ですが、問題図だけ見て後の手順がスラスラ浮かぶのが理想ですが、全然解けなくて投げ出してしまっては何も残らないですし、要は自分が続けられる手法がよろしいのではないかと思います。
答えを見て手順をじっくり吟味することも一つのやり方ですし、盤で並べながら解く、あるいは盤で解答を確かめ、とりあえず手筋を覚えてしまうのも良いと思います。
特に解答を盤に並べて正解以外ではどうなるかとじっくり検討するのは、かなり効果があるのではないでしょうか?
以前、たしか管理人様がこの掲示板で
「10分ぐらい考えてみて、解けないときは解答を見て覚えるのもやり方」だと書かれていたように記憶しています。参考までに。

2番目のご質問は意図がよくわからないのですが、恐らく「解いても解いても全然解く力がアップしない」というお悩みではないかと推測します。
私の考えとしてはまず1手詰めや3手詰めの短い詰め将棋をドンドン解いて、詰め将棋に慣れ、短い手数の詰む形を覚えてしまう。
そして今度は5手詰めの場合は「まず3手詰めで詰む形に持ち込む」というような感覚で、解いてみて今度は5手詰めの詰む形に慣れてしまう。
以下、同じような考え方で7手詰めですと「5手詰めで詰みそうな形に持ち込む」、というような考え方で徐々に解ける手数を増やしていくのはどうでしょうか?
これは最近詰め将棋を解いていて編み出した考え方なのですが。
この辺は先の1番目や5番目に対する答えも関係してくると思います。
とにかく長いものに無闇に挑戦するより、短いのにをドンドン解いて、慣れてしまった方が楽しいですし長く続けられると思います。
またある決まった形に対して、想定できる手順も大体決まっていますので、それを覚えてしまうのは即効があります。このHPで販売しておられます、「実戦の詰め手筋50」をまだ購入されていない場合はお勧めします。

>管理人様
タイムリーと先に書きましたのは4番目の質問で、これは自分も是非伺いたいと思っていました。
というのは「詰め将棋の本はあまり買う気にならない」からです(笑)。
現在「実戦の〜」の9手詰めの半ば過ぎたところですが、これを解き終わった後どーしようかなぁと(笑)。
自分としては前解いた問題でも反復することでその順を覚えてしまうのも、結構、効果があるんじゃないかと思っているのですが。
まぁ「手法は人それぞれでしょ。好きなようにやれば」と、自分の答えを自分にぶつければ、こと足りる局面ではありますが(汗)。

(ちょっとした体験談)
過日、倶楽部24で結構強い10級の方に出会ってビックリ。
24で8級の友人や3級の友人を差し向けましたが返り討ちにされてしまいました。
そして伺ったところ30代(10代じゃない!)でまだ初めて1カ月も経っておらず、勉強法は観戦だけと聞いて(NHKの将棋講座も見始めたとの事ですが)2度ビックリ。
「ルービックキューブは1分以内で解けた」「将棋はパズル感覚でやっている」と聞いて、「やはりそういう思考に長けた方ならではなんだなぁ」と納得した次第ですが、ちょっと我が身を顧みてショックでした(笑)。

予想以上に長くなり、大変失礼いたしましました。お役に立てば幸いです。

Re:詰将棋って・・・ 名前: 管理人 [2002/04/25,16:00]

GO!さんの書かれたこととかなり重複するのですが、どうも「全然解けない」と言うのを聞くと、「難しい詰将棋をやりすぎている」と思うのですがどうなのでしょう?本当に始めたばかりなら、まず1手詰から始めて見てください。

さて、ご質問ですが、

(1)5分から10分くらい考えて分からなければ、解答を見ていいと思います。解けない問題は、しばらくたって、もう一度挑戦してみて下さい。

(2)基本的には、詰将棋をたくさんやる事ですが、やはり自分の棋力に合った詰将棋から始めることです。

(3)実戦で役に立つものと、ほとんどパズルに近くなって、それほど役に立たないものはあります。ただ一桁の詰将棋はたいてい役に立つと思っていいでしょう。

(4)これはどちらとも言えません。たくさん解くことも必要ですが、忘れてしまった問題や、筋を記憶してしまうくらい同じ問題を解くのも役に立つでしょう。

(5)解答を確かめることは構いません。ただ、できれば解くのは頭の中で解けるくらいの手数の詰将棋をやることです。

(6)全然やらなくて初段くらいになる人もいます。ただ、そうなっても、終盤いつも詰ませられなくて、逆転して悔しい思いをすることになるかもしれません。

まずは、自分がちょっと考えれば解ける詰将棋から始めて下さい。

勉強になりました。 名前: 初めたばかりです。 [2002/04/29,07:26]

GO!さん、管理人さん、ご丁寧なレス誠に感謝です。
ご意見の通り、3手〜5手の詰め将棋にひたすら何回もチャレンジしたところやさしい(という設定の)問題は、なんとか8割方は解けるようになりました。
9手以上とかの問題にはあいかわらず拒絶反応が出ますが、手ごたえはつかめました。
「実戦の詰め手筋50」購入させていただきました。
局面、コマの配置などが実践的で、非常に勉強になります。
実戦でこれで挙げられてる通りの局面になった時は思わず「あ!」と声が出ました。
最後の一手を間違えて逆転されたのですが(汗

GO!さんの、パズル名人の話は感銘を受けました。
と同時にパズルが苦手な自分はちょっと自信がなくなりました。
でも始めたばかりで才能に落胆するのもなんだか情けないのでいけるところまで頑張ってみたいと思います。
そしていつかそのパズル名人を倒します・・・なんて。

まだまだ疑問が一杯なので、またお願いすると思います。
その時はよろしくお願いします。

Re:詰将棋って(補足) 名前: 管理人 [2002/04/25,18:25]

下の(3)に補足です。
「一桁の詰将棋はたいてい役に立つ」と書きましたがそれほど役に立たないものもあります(読みの練習にはなりますから、まったくと言うことはないのですが)。

将棋推薦本の「6級から初段の人への推薦本」にある「あっと驚く3手詰」などはパズル的要素の高い詰将棋で、実戦向きではないです。
「覚えて間もない人への推薦本」にある、「こども詰め将棋入門」などが、初めて詰将棋をやってみようと言う人にピッタリです。

昨日の名人戦 名前: 初心者 [2002/04/26,17:41]

投了後の詰ませ方を教えて下さい。

Re:昨日の名人戦 名前: 管理人 [2002/04/28,09:37]

投了局面で詰みはありません。
ただ、△9八飛に▲8七玉は、△7五桂▲同歩(▲同金は△8六歩)△8六龍▲同玉△9六飛成までの詰みです。

△9八飛に▲7九玉なら詰みませんが、△7七角成で必死です。▲同銀の後、△5九龍以下詰み。ただし、ちょっと長い。
そこで、▲7九玉には、△8九成香が分かりやすい必死。▲同玉なら△6八飛成で必死になり、▲6九玉なら△6八龍以下詰みです(▲同玉△7九銀▲7八玉△8八成香▲6九玉△6七龍まで)。



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