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2007年3月分「実戦の詰み」解答


第404問

9三金(途中図)・同玉・9一飛成・9二香合・8五桂・8四玉・9三銀・8五玉・9七桂・9六玉・8五桂・同玉・9六金まで13手詰。

9三に打ち込むのが手筋だが、銀は残しておく必要がある。と言うのも8四玉に9三から打たなくてはならないから。それを一度取ると15手になるが、いずれにしても9七桂から8五桂に気づけば正解。

第405問

3二飛・同玉・4二馬(途中図)・2二玉・3二金・1二玉・2一銀・1三玉・3一馬・2四玉・2五歩・同桂・4二馬・1三玉・2五桂まで15手詰。

飛車から馬がいかにも手筋。取れば銀金の形は多い。7手目下から銀を打つのが俗手の好手で、筋の1三銀はこの場合は詰まないので注意が必要だ。

第406問

8二銀・9四玉・7三金(途中図)・8五玉・7五金・同歩・5二馬・9四玉・8五金・同歩・6一馬・8四玉・8三馬まで13手詰。

初手7一馬は駒が足りず、筋の9四金(銀)は最後に9三の地点に利きがなくなる。俗に下から追い出し、7五金捨てが妙手。5二馬と使い、最後は良く出る封鎖の手筋だ。

第407問

4一飛成・同玉・5二銀・3一玉・1三角(途中図)・同香・4一金・2二玉・3二金・同玉・4二金・同玉・4三銀打・3三玉・3二金まで15手詰。

3三角で、筋の3二金から4一角は一枚足りない。ここを封鎖して4一金が俗の継続手。1三角自体はまれに出ることもあるが、他に有力な筋があるとなかなか気づきにくいような気がする。

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