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2008年8月分「実戦の詰み」解答


第478問

4四角(途中図)・同金・3三銀・1二玉・1三桂成・同玉・2二銀打・1二玉・2一銀不成・同玉・3二と・1二玉・2二と・1三玉・2五桂まで15手詰。

3三への合駒は精算しても、3一銀・1二玉・1三銀・同桂・2二銀成の手筋でも詰む。途中の1三桂成が軽手で銀を1三から打ってしまうと足りない。後半は追い詰めだ。

第479問

7四金・同玉・6三銀(途中図)・8四玉・7四金・同馬・同銀成・同玉・8六桂・8四玉・7五角・8五玉・8三龍・7五玉・7四龍まで15手詰。

桂の王手は逆王手が来るので初手は金。三手目6四金から7三龍〜8二銀の筋を読んでしまうと足りない。7四で精算するのが俗筋だが正解で、最後の8三龍に気づけば7五角も打てる。

第480問

8二角成・同玉・9四桂(途中図)・9二玉・9一飛成・同玉・8二銀・9二玉・9三香・同銀・同桂成まで11手詰。

最初の二手は実戦に付け足した。そのじゃまな角を捨て、9一飛成が豪快な手筋。リレー将棋の時に現れた局面だが、詰将棋をやることで、実戦でも一目で見えるようになるもの。

第481問

4二龍・1三玉・1四香(途中図)・同玉・2五銀・同歩・2四金・同玉・3六桂・3五玉・4四龍・2六玉・2七金まで13手詰。

1四香から2五銀と上から迫る。さらに2四金から3六桂と龍を動かさずに王手をするのが肝心で下に逃げる変化に常に2四金を見せておくという訳だ。

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