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2008年10月分「実戦の詰み」解答


第486問

3三銀不成・同玉・3四金(途中図)・2二玉・1四桂・3一玉・4二金・2一玉・3二金・1二玉・3三金引・1三玉・2四金・同歩・2二飛成・1四玉・2四龍まで17手詰。

初手成ると1三玉で不詰め。3手目歩が最大の紛れでこれが詰まない。1四桂がピッタリの手筋で、最後2四金に気づけば捕まえられる。

第487問

6二飛成・同玉・7四桂(途中図)・5三玉・5二金・6三玉・6二桂成(金)・7四玉・6三角・6五玉・6六銀・同玉・6七金打・6五玉・6六歩・5五玉・5六金まで17手詰。

初手8二金は、同玉・6二飛成・7二桂・7一銀・8三玉・7二龍・9四玉で逃れ。3手目5四桂は5三玉で逃れ。これらの紛れが複雑だった。

第488問

2五角・4四玉・2四龍・同金・3三銀(途中図)・5五玉・6六銀・6四玉・7五金・同歩・同銀・5五玉・6六金まで13手詰。

2四成桂とか3三成桂とか取っても追えるが、複雑でしかも詰まない。角から龍切り、銀と手筋で追い、金ではなく6六銀が最後に金出を見たちょっとした工夫となる。

第489問

9五歩・同玉・8七桂(途中図)・8六玉・7七銀・8五玉・9七桂・9四玉・8三銀・同金・9一龍・9三金・9五香・8三玉・9三香成・7二玉・8二龍・6一玉・6二金まで19手詰。

8五銀から入るのは失敗。上から攻めておいて途中の8三銀が気づきにくい好手。金の移動合いで手数は伸びるが後はやさしい。

第490問

7三歩成・同玉・6四角・6三玉・5三金(途中図)・7二玉・7六飛・8一玉・9一角成・同玉・7一飛成・9二玉・7二龍・9三玉・9四香・同玉・8三銀・9三玉・8二龍まで19手詰。

7三歩成から角出はこれしかない。飛車を使えてすぐ詰みそうだが、意外に難解。9一角成さえ見えれば正解にたどり着く。

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