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2008年2月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第452問

2三金・同銀・2一龍・同玉・2三龍・3一玉・3二銀まで7手詰。

2三金・同銀・同龍・同玉・2一龍と下から追うのは、2二への合駒に3二銀と使わなくてはいけない為足りない。この場合は、3手目2一龍と下段に落とす手が成立する。同玉の一手に、2三龍と入れば、合駒しても逃げても3二銀まで。

第453問

4三銀・同玉・4一飛成・4二歩・5二銀不成・5三玉・6三金・4四玉・4二龍まで9手詰。

4三銀に3一玉は4一飛成で逃げ切れない。5手目5四銀成と欲張ると、同玉で捕まらなくなるが、そこさえ気づけば難しい箇所はない。初手4三銀から一間龍と迫る手筋は一目で見えるようになりたい。

第454問

8二金・同玉・9一角・7二玉・7三金・8一玉・8二角成まで7手詰。

持ち駒の桂に惑わされ、7三桂と打ってしまうと、7二玉から7三へ上がられ詰まなくなってしまう。また単に9一金は取ってくれない。8二金から9一角が送りの手筋の応用で、絶対に上部脱出させない方法。覚えておきたい筋だ。

第455問

8二銀打・9二玉・9一銀成・9三玉・8二銀・同玉・9二金・7一玉・7二香(8一成銀)まで9手詰。

銀は打つ一手だが、9二玉に8一銀不成は上がられて詰まない。9一銀成から8二銀不成と使うのが手筋。上に逃げられた時、金一枚を常に残しておくためで時々実戦でも見ることがある。

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