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2009年12月分「実戦の詰み」解答


第547問

8三銀・8四玉・7四金・9五玉・9六歩(途中図)・8六玉・6三桂成・7五歩・同馬・同金・7七金・8五玉・7五金・同玉・7六歩・8四玉・7四金・8五玉・7五金まで19手詰。

これしかない追い方で追いかけていく。馬を捨てて、7七金と上がれば詰み形が見える。しかし、最後も手順を間違えると打ち歩になるので注意。

第548問

2四桂・同歩・2三銀(途中図)・同玉・2一龍・2二香・3四金・1三玉・2五桂・同歩・2四角・同香・2三龍まで13手詰。

上部へ逃がしてはダメなので3三玉の時の3四金がほぼ絶対になる。そこで王手はいろいろあるが2四桂から2三銀は自然な手筋。2二香が最強の頑張りだが、再び歩頭桂で決まる。

第549問

7二龍・同玉・6三銀(途中図)・8二玉・8三金・同玉・7四銀成・同玉・7五金・8三玉・8四歩・8二玉・7四桂・同歩・8三歩成(龍)・7一玉・7二金まで17手詰。

龍切りから6三銀はこの一手で、以下8三金から筋良く追いかけて行く。8二玉の時の7四桂が気持ちいい手筋で決まる。

第550問

2一馬・同玉・3三桂(途中図)・同銀・3一と・2二玉・2一飛・1三玉・2三飛成・同玉・3二銀・2四玉・2三金・2五玉・1七桂まで15手詰。

初手は馬を切るよりないが、3三桂が良くある手筋。さらに2一飛から2三飛成も筋に明るければひと目だ。なお、7手目2一飛では3二飛と打っても詰む余詰めがある(来週その筋で出題)。

第551問

2二銀・同銀・同飛成(途中図)・同玉・3二と・1三玉・2二銀・2四玉・3三銀不成・1三玉・2四金・同歩・2二銀不成・2三玉・3三とまで15手詰。

1二飛成・同玉・2一銀を読んでもすぐに足りない。2二で精算し3二とと引くのが形(桂成は角が利いてくる)。後は最後の2四金に気づけば詰むが、この2四金は覚えておきたい筋だ。

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