ホームへ戻る/今週のやさしい詰み表紙へ

2009年2月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第504問

4三金・同金・同銀成・同玉・4一飛成・4二歩・5三金・4四玉・4二龍まで9手詰。

実戦だと4一飛成と王手してしまいそうだが、4二に歩を受けられるともう詰まなくなってしまう。
最初に精算して玉を一段下に落としておくのが正解で、それから飛車を成れば合駒には5三金があると言うわけだ。

第505問

6二金・5三玉・5二金・同玉・7二飛成・4一玉・6一龍・4二玉・5一龍まで9手詰。

6四金と上から打つのは同銀・同歩・同玉で中段玉が捕まらない。
6二金から5二金と捨てる手に気づけば正解だ。何もなくなってしまうが、大駒の威力は絶大でこの盤上の二枚だけで詰んでいる。

第506問

9三金・同桂・9一銀成・同玉・6一飛成・同銀・8二金まで7手詰。

初手9一銀成もある筋だが、9三玉・6六角に8四歩と突かれ、以下9二金・8三玉・8二桂成と追いかけても7四玉で届かない。
もう一つの筋が9三金から9一銀成。飛車で金を取れる時に生じる筋で、これが正解となる。

第507問

4八銀・同と・6八金・5六玉・5七飛・6六玉・6七金・6五玉・7七桂まで9手詰。

初手6八金も有力で5七歩(桂)ならそれから4八銀と打って詰む。しかし、6八金には5七角の逆王手があり、同金でも同飛でも同とと取られて詰まない。正解は先に4八銀と捨てる手。同とに6八金なら5七への合駒は出来なくなる。

問題へ戻る

ホームへ戻る/今週のやさしい詰み表紙へ