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2009年5月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第517問

1三桂・同香・1二銀・同玉・2三と・2一玉・1二銀まで7手詰。

初手2二銀から精算するのは、3三銀打に再度2一玉と落ちられ僅かに届かない。初手の手筋に気づかないと時間はかかるが、それさえ見えれば比較的やさしい。なお3四の銀を成るのは同馬があるので注意。

第518問

2三金・1一玉・2一角成・同玉・3二と・1一玉・2二とまで7手詰。

まずは2三金と打ち、1一玉の時に2一角成とするのが手筋。これで2一まで玉が来れば4三のと金が活躍する。このように2一に駒を捨てて(3二が銀だったり一段目に飛車がいて2一龍など)3二へ成駒が入る筋は良く実戦に出現する。

第519問

5五桂・3三玉・4二角成・同玉・4三銀・5三玉・6三金まで7手詰。

初手に金駒を使ってしまうとさすがに足りない。桂に5二玉は5三銀なので3筋へ逃げるが4二角成が金銀を持っている時の手筋。逃げても金銀があるので同玉だが、4三銀と打てば、どこへ逃げても金打ちの一手詰み。

第520問

7二銀・9二玉・8二飛・同玉・8四飛・9三玉・8三飛成まで7手詰。

初手7二銀以外の手では全然詰まない。7四玉には6四飛・7五玉・7六金なので9二玉だが、ここで金がないと諦めてしまってはいけない。
8二飛がこういう場合の手筋。8六の飛車の利きに引っ張り出せば8四飛で詰みとなる。

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