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2009年11月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第543問

5二金・7一玉・6一金・同玉・4三馬・7一玉・7二歩・6二玉・5二銀成まで9手詰。

初手5二銀成と成ってしまうと打ち歩が回避出来ない。金で王手し、さらに6一へ捨てて馬が入るのが正解。4三馬に5二歩の中合いも馬で取ると再び打ち歩で詰まなくなるが、同銀成から6一成銀があるので大丈夫。

第544問

2四桂・同歩・2一銀不成・3一玉・2三桂・2一玉・2二飛まで7手詰。

3一飛で精算するのは一枚足りない。そこで2四桂とこの場所を開けさせるのがこの形のポイント。その理由は2一銀不成から2二飛を打った時に2三桂と打てること。なお2一銀不成に2三玉の脱出は2二飛と打てば簡単に捕まる。

第545問

4二金・同金・6一飛成・4三玉・3四金・同歩・同龍まで7手詰。

角が利いていて3二へは引けない。6一飛成と切るのも相当だが、同玉で駒が足りない。4二金と打ち、同金に6一飛成と金を取るのが正解手順。4三玉には良く出て来る3四金がある。この筋だけは一目で見えるようになりたい。

第546問

8二歩・7一玉・7二銀成・同玉・7三金・7一玉・6二馬まで7手詰。

初手8二銀成や7二銀不成では同玉と取られた後どうしても一枚足りなくなる。一旦は歩を打ち、7一玉に7二銀成と捨てるのが手筋。同玉の一手に7三金と入れば、8二歩が良く利いていて逃げ道はない。

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