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2010年11月分「実戦の詰み」解答


第595問

4五金・3六玉・3七歩・4五玉・3四銀(途中図)・4四玉・4三馬・3五玉・3六歩・4六玉・4七歩・3六玉・5四馬・3五玉・4五馬まで15手詰。

ポイントは3四銀とここに銀を打って、とにかく玉を馬筋に引っ張り出すこと。実戦では最長手順を探し出す必要はないが、逃げにもれがないかは慎重に読む必要がある。

第596問

4三銀・3三玉・3四銀成・2二玉・3三金(途中図)・2一玉・2二歩・3一玉・3二歩・4一玉・4二金・同玉・4三成銀・4一玉・4二歩・5一玉・5二成銀まで17手詰。

初手金は3一玉・3二銀・2二玉で続かない。5手目3三金の発見がポイント。2三金は3一からとん走され、2三歩では1二玉で歩の数が足りなくなる。

第597問

8六桂・同銀・7二馬・8五玉・8六歩(途中図)・7五玉・6四銀・同玉・6三馬・7五玉・7四馬(金)・8六玉・8七銀(7七銀)・9五玉・9六歩・9四玉・9五歩まで17手詰。

8六桂・同銀の交換をしておくのが手筋。6手目7五玉が結構しぶといが、6四銀を発見できれば解決する。

第598問

8六歩・7五玉・6六角(途中図)・同歩・7六銀・同玉・7七金・7五玉・6六金・8六玉・8七歩・9五玉・9六歩・8五玉・7七桂まで15手詰。

図の6六角が実戦では珍しい手筋。意味は、同歩とさせておくことで、6八の金の進出場所を作るということ。この手の発見が出来ないと、7六銀や6四銀など読んでも詰まない。

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