将棋タウン(ホーム)へ/やさしい実戦の詰み表紙へ

2010年3月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第560問

6一角・8二玉・7一銀・同玉・7二金まで5手詰。

8三へ脱出されてはいけないので初手は6一角と打つ一手。8二玉に、三手目8三銀は同銀で、7二金は8三玉で捕まらない。三手目7一銀は9二銀にさわらないように攻める一着でこれも自然な手筋で覚えておきたい攻め方。

第561問

7二金・同玉・6三銀成・7一玉・6二成銀右(直)まで5手詰。

6二成銀とこちらの銀を捨て、同玉に6三へ入っていくのも手筋だが、この場合は詰まない。7二金とこれを捨てるのが好手。5一玉は6二金までなので、同玉と取るが、6三銀成と5四の銀が成れば逃げられない。

第562問

3二銀・3三玉・2二龍・同玉・2三金まで5手詰。

この問題は三手目が問題だが、持ち駒もなく、他に手がないため簡単だったと思う。
実戦では金の持ち駒があったりするが、その場合でも3二銀〜2三金と打ってしまうのではなく、2二龍と取って追いかける手が見えるようになりたい。

第563問

2三歩成・4一玉・4二金・同玉・5三金・3一玉・3二銀まで7手詰。

2三歩成に気づくかどうかがすべてと言って良い。同玉なら2四銀からベタベタ金を打っていくだけ。4一玉の逃げには4二金と金を使うのが好手。銀では5二玉から逃げられるのでこういう所でも最新の注意が必要。

第564問

5四桂・同歩・5三金・4一玉・4三飛成・4二歩・5二金まで7手詰。

5四桂に気づくかどうか。これに気づかないと4三金と打つよりなく、以下5一玉・3一龍・6二玉・4二龍に7三玉と逃げられてしまう。
なお、初手5四桂に5二玉は6二金、三手目5三金に5一玉は3一龍・4一歩・6二銀までとなる。

問題へ戻る

将棋タウン(ホーム)へ/やさしい実戦の詰み表紙へ