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2010年4月分のやさしい「実戦の詰み」解答


第565問

8二金・7三玉・8五桂・同歩・8三飛・7四玉・8五飛成・7三玉・8三龍まで9手詰。

8二飛と打ちたくなるが、7四玉・7五金に7三玉と戻られ詰まない。筋悪く8二金が正解で、7三玉(7四玉は7五飛)に8五桂が手筋の一着。同歩と取らせておくことで、8三飛と打ち7四玉の時に8五飛成を実現する訳だ。

第566問

5四成銀・同玉・5三桂成・4四玉・4三桂成・同銀・同角成まで7手詰。

初手5四成銀は筋。3手目が問題で、6三の金は玉を素抜かれる為、動けない。3二角成と銀を取りたくなるが、同金に5三桂成と成っても4四玉から3三の地点に逃げ込まれてしまう。5手目の4三桂成で一枚多いことに気づけば解決。

第567問

5一銀・7二玉・6一馬・同玉・6二金まで5手詰。

5一銀から6一馬と王手するのがこのような形での手筋。8二玉には8三金を見ている。6一金は筋が悪く、7二玉で全然足りない。なお、もし実戦で詰みがなく自玉が詰まない場合は、6一銀と詰めろをかけるのが手筋で多くの場合これで寄りとなる。

第568問

2五銀・同玉・2六歩・1四玉・3四飛まで5手詰。

3四飛と直ちに王手するのは、2五玉で飛車取りになってしまい、以下2四飛としても3筋にかわされ捕まらない。
2五銀が手筋一発。同桂ならこの地点がふさがる為3四飛まで。同玉と取っても2六歩でやはりこの地点をふさいでから3四飛と出れば詰み。

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